SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

マリンカウンティ ノースベイの魅力

サンフランシスコといえば朱色のゴールデンゲートブリッジ、だが、それを渡った先にあるのが、マリンカウンティ(カウンティは郡という単位)だ。ワインで有名なナパ・ソノマはその北上にある。

マリンカウンティ、サンフランシスコを東京だとすると横浜とか三浦半島(鎌倉・逗子)みたいな位置づけなのかな。ボートのあるマリーナが多い、山や森も多い自然いっぱいのところ、くらいにしか思ってなかったのだけど、これがどっこい、もっと特筆すべき(?)場所だったのだ。下記赤枠がマリン郡。黄色の★が集結しているのがサンフランシスコ市内で私の行動範囲(履歴?)。

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サンフランシスコの街で働いてても、求める家の大きさや(良いといわれれる)公立学校の関係上、家族や子供ができると近隣の住宅地に引っ越すのも多いケース。実際にこのノースベイ、マリン地区を選ぶ人も周囲にも多くいる。確かに心地よい。

  1. 結構近い:SF中心から30~40分くらいで通えて(車でもいいし、なんとフェリービルディングから平日は通勤フェリーも出ている)
  2. 緑と潤い:シリコンバレー(南のほう)に比べると断然ノースベイのほうが緑の色が濃くて空気中の水分・イオン・潤いも多い(ような気がして)安心する。
  3. 公立学校も良い(ところが多いらしい)

と本気で引越しを考えてみたくらいだった。ちなみに賃貸アパート(家のほうが多いけど)であればSF市内と同程度予算で3ベッドルームに(共有プール&テニスコート)とかがデフォルトついてきたりする。ま、でも車は必須だが・・・。

それよりもなによりも知らなくてびっくりしたのが!その中にあるベルヴェディア(英語:Belvedere)という市の存在。Great Viewという意味のまち、サンフランシスコが一望できる小さな島。住人一人あたりの平均所得$113,595は州内で1位、全米で18位であり、人口2,000人以上の街では全米でも1位である[1]。(ウィキペディアより)

へー。究極の豪邸半島(&公的なものはヨットクラブだけ)の市なのである。そんな豪邸もきっと別荘とかなんだろう、半島の向かいに住む知人に聞いてみたら、通常的に電気がつく家とかはほぼないね、と。

もちろんマリンカウンティは広いので、そんな億万長者ばかりでもなく普通に過ごせるところも多い。あと、はじめていったときの感想がなんとなくあちこちにヨーロッパっぽいカフェがみられる、ことだったのだが、やっぱり人口も欧州系白人率が80%以上とのことらしい。これこそ、シリコンバレーのサウスベイの町々の雰囲気とも差が出るところかな。

観光名所も多いので、これから少しづつ制覇してみる予定。

  1. Mur Woods / Mur Beach 
  2. Stinson Beach 
  3. タマルパイアス州立公園
  4. エンジェルアイランド
  5. ポイントレイアス

こちらのブログ『マリンカウンティの暮らし』には大変お世話になっています。すばらしい基本情報地域情報ありがとうございます!やっぱり知らない土地にいっても一番頼りになる(語学・言語の問題ではなく、なんだろう、センスかな)のが、こういう日本の方の素敵なブログだ。

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パソロブレス ワイナリー Paso Robles

サンフランシスコとLAの中間に位置する、この素敵な田舎町パソロブレス。カリフォルニアの知人達にきいても知られてない、知名度がめちゃくちゃ低くてびっくりするのだが、実はカリフォルニアではナパソノマに次ぐ高品質なワインカントリーのひとつなんだとか。私もこの旅行の情報収集時に始めて知ったのだが、Zinfandel で相当有名なワインの生産地とのこと。多様な気候で多様な種類のプレミアムワインの生産に適しているらしい。もともと温泉がある地域だったとかで、温泉施設がある宿もあるので、日本人的にはナパ・ソノマとかよりもなんだか親しみわきやすいかも。笑)

Located along California's famed Central Coast, the Paso Robles winegrape growing region's climate is perfect for the production of award-winning premium wines. A long growing season of warm days and cool evenings give rise to vibrantly ripened fruit with dynamic flavor profiles that translate beautifully in your glass of Paso Robles wine.Traversing the landscape you will find 40,000 vineyard acres, producing more than 40 winegrape varieties - from Spanish to Italian, Bordeaux to Rhône, including the area's heritage variety Zinfandel. The styles of wine are diverse in this very distinct region.

日刊サンの、このサイトの説明もわかりやすいかな。

ナパ・ソノマ、メジャーなワインカントリーは既にカバーという方に是非お勧めしたいのが、パソロブレス。ロサンゼルスとサンフランシスコの中間地点に位置し、高品質でお手頃価格なワインの名産地として、近年急成長を遂げている。全体的な特徴としては、日照時間が長く、比較的安定した気候であるため、果実感がたっぷりのジューシーなワインが多いことが挙げられる。また、フランス・ローヌの品種、シラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの栽培にも力を入れている。』

 

今回期待値も事前情報も少なかったからかもしれないが、お勧めしたいヒット要素がてんこ盛り。

①温泉のあるパソロブレス・イン。一泊180ドル(+税金)程度で露天温泉お風呂つきの部屋に泊まれる。リーズナブルだしユニーク。部屋に入った瞬間、強烈な硫黄のにおいに包まれるが、なんだかそれもいとおしくなる。温泉だ~♪ということで許せちゃう。

②ローカルレストラン: Thomas Hill Organic . トーマス ヒル オーガニック。めちゃくちゃ都会モダンでかつおいしくて、地元ワインのイントロとしては完璧。きっちり座れる年齢の子供ならセーフだったけど、どちらかというと大人のレストラン。

③そしてワイナリー. 今回いったのは下記の4軒。商業的じゃないというか小さめなところが多いので、全体的にTastingで事前予約が必要なところも多め。下記は比較的有名どころで、予約なくてもOK。

上記レストランでいろいろ飲んで比較したうえで、J dusiのZinfandel に心底惚れたのだが、実際にワイナリーにも惚れた!!味やホスピタリティーも本格的だけどモダンでヒップな要素もあって、若年層とか初心者でも普通におしゃれバー感覚で楽しめる。もちろん箱買い。

一方世界的に有名なTurleyはZinfandelで賞をたくさんとるほどらしいが、ちょっと私達にはなんとなく総合的に敷居が高すぎたかも。ちょっと離れたところにあるHalter Ranchはワインもロケーションもテースティングサービスも総合的に花丸。エルメスかと思ってしまうほど誇り高くかかげられた『H』マークが印象的。絶景ワイン畑(丘)をみながらのバーカウンターも素敵。箱買いしてしまった。Halter Ranchに行く途中でみつけたAdelaidaも高台にテースティングバーがあって景観が素敵。周囲の原っぱにはくるみの木やナッツの木が綺麗に囲んでいて、娘は駆け回りながらくるみ拾いを楽しめた。ワインも多種を総合的に網羅していた。 

 

雨が降ってしまったので、普通にものすごく寒かった。ダウンジャケットは必須だ。(12月30日)3月17日~19日にZinfandel Weekend という祭りがあるようなので、春のパソ、是非再訪したいと思う。SF からでもLAからでも3時間半くらい。

VINTAGE PASO: MARCH 17 - 19, 2017

Enjoy the wine that put us on the map, Zinfandel, the first variety planted in Paso back in the 1880's.

 

追記:

mksfo.hatenablog.com

 

 

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サンフランシスコの1月は雨。雨。雨

サンフランシスコにも雨季がある。それは1~2月で、基本雨ふりなのだ。去年は娘の学校受験のために一時準備渡米で1月3日~14日までここにいたのだが、その際も85%くらい雨でめちゃくちゃ萎えたのを覚えている。今年もも1月2日から10日間くらい続いた。そして数日の晴れをはさんで、また雨振り続きになるよ、とのことだ。

『サンフランシスコのウリは冬も寒くならないのですごしやすい』とかきいていたけれど、なんとも朝夕は東京なみに寒いじゃないか!東京で使っていたダウンジャケットも普通に必要。

特にこのサンフランシスコの雨は何が大変かって、強風が伴うためにとりわけ寒く感じるし、傘の利用がとっても困難(なことが多い)。コントのように傘がくるっと折り返されてそのままふっ飛ばされそうになる。実際東京からもってきた折りたたみ傘が2本完全に破壊した。風も360度いろんな方向からくるのでかなり操縦も大変なのだ。皆が傘ではなくアウトドア用のフード付レインジャケットを着て・かぶって移動するのに本当に納得する。

ただでさえ、雨(=低気圧)で頭痛や疲労感がおしよせる体質なのに加え、雨だとママチャリが使えず移動も何かと時間と手間がかかり、本当に痛い!

うちから娘の学校までは歩いて15分くらいなのだが、坂道+雨&風にまみれてなので、なんだかんだで20分。ちょこちょこ遊び歩く娘の手をひいてなので、30分くらいみておいたほうがいい、くらい。

というわけで、1月のサンフランシスコに必須なのは

  1. 長靴
  2. ダウンジャケット(本物ダウン入りは昼間暑いからかさばるので薄めのキルトとかパフ程度で風よけ効果があり軽いものがいい)→私はコロンビアのOMNI HEATジャケットを愛用中。
  3. アウトドア用のレインジャケット(フード必須)
    (私は当面昔セールで買ったユニクロのMens メンズブロックテックパーカでしのいでいる)
  4. 芯のしっかりした傘

アウトドアブランドやアクティブウェアについてはまた別途。

 

SFからLAのドライブ旅行 (2016年12月26日~30日)

せっかくカリフォルニアにいるので、年末旅行もカリフォルニアを堪能しようということで、サンフランシスコからロスアンジェルスまでのおよそ700km間のロードトリップを楽しむことにした。単純計算だと片道6~7時間くらいかかるので、途中の街で往復とも1泊、LAで2泊することにして、合計5日間。

しかも車はZip Carを利用。いわゆる長期レンタカーとの料金比較をしてみたが、ガス代込みだとZip Car有利なのと、うちのマンション地下からすぐのれるという利便性のため迷わずZip Car。さすがにこんな長期で借りる人も珍しいのか、LAのホテル職員の人達にはとっても驚かれたけれど・・・。

旅行概要は下記のとおり

  • 1日目:SF8時発、US-101でモントレー・カーメル通過しBig Surにて休憩。それ以降はCA-1 でビーチ沿いの絶景を堪能
  • サンシミオンにて、ビーチにあふれるゾウアザラシを見物(@Piedras Blancas Elephant Seal Rookery
  • カンブリアという素敵な海の街で宿泊。Moonstone Beachに面した宿Moonstone Landingにて夕焼けを堪能

     

  • 2日目:サンシミオンのハースト城ツアー参加(見学)、ランチ後再びひたすら車で南下。サンタバーバラでちょっと休憩し午後4時ごろLAに向けて出発する。渋滞でのろのろ運転の中、サンタバーバラの絶景夕焼けを堪能。LA中心地サンタモニカ市の隣町マリーナ・デルレイにあるリッツカールトンに宿泊。24時間の温水プールで夜の泳ぎを堪能。(外はやや寒いが)
  • 3日目:LA滞在。ベニスビーチ、ビバリーヒルズなどを経由して夕刻サンタモニカの友人宅でBBQ。
  • 4日目:LA滞在。トパンガ地区に住む友人宅へ移動、2時間弱のゆるいハイキングを楽しみつつ、(高級住宅街)カラバッサス方面へ向かいランチ。その後延々と北上開始し、パソロブレスというワインの街にて宿泊。パソロブレス・インという歴史ある宿で、天然温泉を堪能。ローカルフードにこだわるレストランで夕食をしつつこの地のワインの情報を得て、ワイナリーめぐりに備える。
  • 5日目:ワインナリーめぐり。

 

 

Kenzai Program ケンザイ フィットネスプログラム

フィットネスつながりで、ひとつご紹介。うちの旦那は2012年に出会ってからかれこれ4年にわたりつきあっているエクササイズ(ダイエット?)プログラム、KENZAI(当初は名前違ったかも)。

Kenzai is a membership-based community focused on elite training, customized nutrition, and scientific inquiry.

香港や日本にいる外人(駐在外国人?)などを中心に口コミで広まった90日間のダイエット&健康プログラム。特にどこにも明記されてないけれど、裏方で(食事とか)支えている私からみた特徴は以下のとおり。

  1. 『都会に住む忙しいエリートビジネスマン』がターゲット
    →特にデスクワークとかで30代後半から体型が気になりはじめる
    →産後の女性とかも結構いる
  2. 早いうちからオンラインソーシャルコミュニティ有効活用
    →グループにアサインされて仲間と同時に90日報告しあう
  3. 場所をとらない運動(自分のうちでエクササイズ)
    →なわとびとか、コア運動とかのみ
  4. 食事の指示も簡単で明確(炭水化物100g, たんぱく質120g、野菜、果物、とか)
  5. やたらと卵白の摂取が多い

このうち、2.の要素を早くから活用しているのがいいところ。グローバル人材がメインなので、地域を問わずにつながれて、写真(体の)も掲載必須なのでPeer Pressure (仲間での良い競争意識) & めげたときのはげましの絆がほどよく働く。

私自身はいろんな意味で自分主義&自由主義なので(90日間も食生活を指図されたくない&ワイン飲みたいわがまま派なので)適してないのだが、上記ターゲット層の男性陣営にはすごくうけるようでこの1月から旦那の声がけで、新たに4人もスタートしていた。笑)

 

ちなみに、創業者のPさんは、実は日本に長く住んでいた人で、ちょうど私達の渡米と似たようなタイミングで家族でサンフランシスコに移住されてきたとのこと。先日私達もご挨拶に素敵なお宅に訪問してきたところだ。