SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

2月3月のママ仕事:Summer Camp Hunting サマーキャンプ探し

ややこしい学校事情&学校申込が終わるころ、もしくは平行してママ(パパもだけど)達の2月3月の大事な仕事は、夏休み計画。

ずばり、子供のサマーキャンプをどうするか。

夏休み計画といっても大人のやったぜーどこ行こう的なお休み計画ではなくて、子供の2ヵ月半の間の過ごし方計画、のこと。東京でも『小1の壁』という働くママが迎える障壁の一部で、長期休暇時の対応、というのがあったので馴染みはあるが、アメリカはそもそも夏休みが長い!6月2週目あたりから、ほぼ8月いっぱい。まるまる2ヵ月半、学校がない。

日本だと1ヶ月ちょっとだし、なんだかんだと『宿題』があったり『学童』があったり、『プール』があったりして、基礎的なところで『やる』ことは一応用意されてたりする。そもそも保育園は夏休みなんかないし(あっても盆正月の数日のみ)。めちゃめちゃ何も考えずに生きてこれたんだと反省&感謝。

 

こちらは基本自由!自由とは聞こえがいいが、いいかえると全部親の自己責任。何もしないも、教育プログラムをつめこもうが、旅行にいかせようが習い事をさせようが、何しても自由。

で皆様何をするかというと、下記の3つを大人の予定とあわせながらうまく混合するというわけだ。

  1. サマーキャンプに行く 
  2. 家族で旅行に行く 
  3. プレイデイト・ナニーシェアなども混ぜてゆっくりする

その中でも、その12週間の間の6~7割を占めるであろう1.のキャンプだが、山でテントとか使うキャンプのことではない。(実際去年まで私はそう思っていた)年齢と目的に応じて終日だったり半日だったりする教育プログラム。1週間単位でいろいろな施設が提供している。体操・スポーツ系、アート系、教育系、ダンス系、サイエンス系、などなど。早いところだと5月くらいから8月まで週単位で企画されている。運営するのもいろいろで、政府支援の公園系とか、教育機関・組織系もあれば、通常のフィットネスやら習い事系のところの特別夏プログラムなど。

5日~10日単位でテーマがあってその単位ごとに300ドルから800ドル位かかる。1週間終日(9時から4時30分)で500ドルくらいかな。1年生未満(Pre-School, Kindergarten, TK)などは半日(9時から1時)のところも多い。そのあとはどうすんねん?という素朴な疑問をもったが、働くママの場合は基本ナニーやベビーシッターを通常から使っているので午後からはそれで済ます、ということだ。半分の6週間だけでもきっちりやると軽く30万円以上はかかる。

お金とは別にそもそも約12週あるこの期間を、上記の1~3のコンテンツで埋めるべく慎重にかつスマートに計画しなければならない。それだけでも大変なのに、加えてこの街は大幅な需要過多(供給不足)によりなんでも競争が激しいので、早くしないと『何もなくなってしまう』というのがとってもリアルなのだ。人気あるもの(内容、場所、価格ともに)は2月後半から受付開始して、だいたい3月中にほぼ埋まるらしい。

というわけで、この街でうまれ育った地元ママや、同類の新参者ママなどの多様なソースからリアルなアドバイスインサイトをもらうべく、現在積極活動中である。

ちなみに、手始めに下記からはじめると良いとか

こういうときの情報網って本当に大切。

学校のママ友って『つきあい』方によっては下手すると日本(東京?)では『否定的』なものとして語られることもあったけど、こういう自己責任かつ流動的・多様な街では賢くそれを紡いでいくことが本当に命綱であったりもする。皆様に感謝。

と、ここで話はそれるが、日本でも『保育園』のママ友は、『学校』のそれと違って常に『肯定的』なイメージが強い。戦友とかいうけど、本当にそう。今でも遠い日本から母娘まとめて芯から応援してくれるのは保育園つながりのママだなぁ。いつもありがとう!

2月のサンフランシスコ 15度くらいで快適だけど雨は続く

まだ雨季は続いている。5~7日間くらい雨が続いて、また3日~4日に晴れ、そして、また雨。一日中ずーと全くとまらず降っている日もある。先週は幼稚園の送り迎えはほぼZip Car か歩きか。ママチャリの登場回数はがくんと減る。あ、やんだと思っても帰路におもいっきり降られたりする。

ただ二月に入ってめっきり温かくなった。今日も朝10時で17℃(62F)だし、最低気温も14度~15度(約50F)だから、なんだかんだで寒くない。ダウンジャケットは不要、ブーツも不要、セーターも不要、『半そでにフリースかパーカー』くらいな感じのいわゆるサンフランシスコの年中スタイルに戻った感じ。でも油断すると場所によっては風がつめたいので、外で遊ぶ子供と外出にはライトダウンジャケット(持参)はまだ必須かもしれない。

出張とか旅行とかする際に一番気になるのが、気温。つまり何をきれば(持っていけばいいか)。具体的な数字よりもこういう現地に住んでいる人のなにげない情報が一番役に立ったりする。半袖でいけるのか、ブーツか?ジージャンか、革ジャンか、ウールコートか、ライトダウンジャケットなのか、みたいな。

サンフランシスコ 天気 2月 洋服

半袖中心に羽織るものの、重ね着、ライトダウン的なものがあれば十分だろう。晴れてれば通常靴で大丈夫だけど、雨続きがあるので1月ど同様にレインコート的なものと、雨対策の靴(レインブーツかレインシューズ)は必要。

スノー用に買った(リーズナブルな)ダックブーツが雨天時の学校送り迎えの意外と重宝している。いわゆるレインブーツはおおがかりで脱ぐのが面倒なのと、相当土砂降りの日以外はなんかToo Muchな気もする。校庭は土とかで普通に汚れてたりするから、雨ふってなくてもこの手のブーツがなかなかいい感じ。

 

と、まとめると、この街のユニフォーム(?)は

  • アクティブウェアのボトムス(ヨガパンツ)
  • アクティブウェアのTシャツか長袖シャツ
    Athleisure アスリージャーと呼ばれるクツロギ系
  • フリースまたはアクティブウェアのスリムジャケット
    (雨天時パタゴニア等のレインパーカー)
  • スニーカー又はToms(雨天時はダックブーツかレインブーツ)

話題はそれるが、前にも書いたSFみんながはいてるルルレモン。その競合のGAPグループが買収したAthletaというブランドも、ママ達に大人気なんだとか。

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サンフランシスコ公立学校事情

サンフランシスコ市の公立学校システムは、まじでいけてない。公立学校そのものは本当に素晴らしいところもあるんだが、申し込みというか選択というかそのプロセスがなんともフラストレーション。どうしてこのまま放置されているのか、市民に許容されているのか、今回の大統領選の結果と等しく甚だしく疑問である。

 

義務教育である初等教育であるいわゆる小学校はグレードはK:キンダーガーテンからはじまり、Grade1, 2, 3, 4, 5まであり、6,7,8とミドルスクールが続く。

一般的には公立の学校とは『学区』制であり、住んでいる地区ごとにに決められた学校があり、あまり悩まずにそこに進学するというものだろう。しかし、サンフランシスコは市でもあり『郡』でもあるということより『全地域統一学区制』というものをひいて一元管理しているとのこと。

www.sfusd.edu

The San Francisco Unified School District (SFUSD) is the seventh largest school district in California, educating over 57,000 students every year. San Francisco is both a city and a county; therefore, SFUSD administers both the school district and the San Francisco County Office of Education (COE). This makes SFUSD a “single district county.”

これが何を意味するかというと、

  1. 統一学区内にある64校あるうちから好きに選んでね。希望20校(!)書いてね。
  2. でも人数制限あるから人気校はくじびきで決めるよ
  3. あ、希望とおりにいかないどころか、どこにも入れないケースもあるよ

ということなのだ。(実際に確認した)

待って待って、『義務』教育の概念はどこいっちゃったの?どこにも入れないリスクありってどうすりゃいいのよ。

手順は以下のとおり

  • 1月半ばまでに申し込み
  • 3月に第一ラウンド発表(私立もここで発表)
  • 5月に第二ラウンド発表(私立や転居家族との調整)
    →ちなみに6月前半で学期は終了。そこから2ヵ月半は夏季休暇のため自由行動
  • 8月に学校はじまるが直前に第三、第四ラウンド調整
  • 9月になってようやく第5ラウンド最終確定
    →私立に枠があいたりしてそこに動く人がいると公立も枠が空いてとか玉突きになるみたい

突っ込みどころ満載すぎて言葉にもならない。そもそもサンフランシスコ市の面積は122平方KM(10KMかける12KMの長方形におさまる感じ)、外周44KM。そのくらい小さい街なので、どこの学校になろうといいでしょ、どうせ車だし、そもそも希望出せるんだから的な感覚なんだろうか・・・。こんなところまでも自己責任の街。つくづく疲れる。品川に住んでるけど新宿の(小)学校に行くケースも十分ありえるってことだ。中学校高校ならまだしも・・・。

 

ということで、4~5歳を迎える子供をもつ親の選択肢は3つ

  1. 本命に入れたらラッキー。それ以外でも一年踏ん張り毎年公立・私立ともに空枠申し込みする
  2. 事前にお受験準備で私立学校になんとかもぐりこむ:年間200万~400万円(+寄付金)
  3. 『良い』公立学校保証の周辺地区に引っ越す
    イーストベイ、ノースベイ、シリコンバレー

とはいえ、住民の回転率も比較的高いし、ともかく私立にいれたいというお金持ちもめちゃくちゃ多いし、なんとか収まっているというのが実情のようだ。さすがにくじ引きといっても人手が介在していて距離も考慮はしてくれていると思う、というのが経験者達の感想だ。

一方で、私立が全部だめだった、公立も結局遠いところだけだったみたいな友人もいて、上記1.の選択肢で3年後に私立に異動したというケースもきく。

うちはいろいろあって、渡米直後でよくわからなかったのもあり(期間限定と決めて)私立になんとか入らせてもらったものの、現在再度このプロセスをやり直し中。

ちなみに学校はこのサイトでいろいろ情報開示されているのでこれは必見。生徒の成績の統計情報や、親の収入バランス要素、人種比率も。前にも書いたが、不動産の情報サイトらにもこれらの情報が連携されていて、学校のスコアを1~10(おそらく高スコア8~10狙い)で参照しながら家を選ぶのが標準となっている。

www.greatschools.org

ちなみに、先日サンフランシスコはアジアの街、とも書いたが、SFUSDの統一学区にいる子供達のデータからもそれが少しみてとれる。

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旧正月、Lunar New Year。。。サンフランシスコ春節事情

Lyftのドライバーによく言われるのは、サンフランシスコはチャイニーズの街でもある、ということだ。そこまで意識してみなかったが、今回旧正月時期を過ごしてみて、この『チャイニーズニューイヤー』が大きなイベントであることを実感した。

  1. スポーツTV観戦時の広告などでもHappy Chinese New Yearと敬意を払って特別ごと
    (※カリー選手も中国風衣装とかきちゃってCMに出てたり!)
  2. スポーツチームのユニフォームも(期間中)漢字表記もあり
  3. 高級ブランド(ティファニー、ルブタンなど)などもこれぞと旧正月系のデザインものや広告を打ち出してくる(※インスタグラムで流れてる)

ま、中国の文化的にはこれがクリスマス商戦みたいなもんだといってしまえば確かにそれをターゲットにしているエンタメやリテール業界がくいつくのは当たり前なんだが、ちょっと違和感が・・・というより、『あ、ここは半分中国なのね』という納得感があった。干支(酉)のモチーフのティファニーデザインとか東京では聞いたことないよね?

ちなみに、チャイナタウンではいろいろイベント目白押しのようだし、有名なパレード(サウスウェスト航空がスポンサー)も11日に予定されている。アジア芸術美術館で子供向けにやっていたイベントには顔だしてきたが、こちらもチャイニーズアメリカンスクールとか中華系学校の出し物発表会、といった感じだったかな。

スポーツ事情:NBA Golden State Warriors のStephen Curryにはまる

スポーツつながりで告白するが、実はこっちにきてすぐにサンフランシスコ(というかその近郊の代表)のチーム Golden State Warriors ゴールデン ステート ウォーリアーズが優勝するかしないか、みたいな状況の中だったのですぐにハマったのだ。これまで基本スポーツ観戦とは縁のない人生だった。(※オリンピックは除く)野球はなんかおじさんくさいし、サッカーはいまいちコート広すぎてみてるほうが疲れるし、クリケット(オーストラリアにて)は長いし、アメフトはなんか痛そうだし、ラグビーは泥臭いし。こっちにきて毎日のようにゴールデンタイムでやっているバスケットをなんとなく見始めてから、なんだかんだでファンになっていた。笑)

www.nba.com

理由は明確で

  1. スターのカリー(Stephen Curry)がカッコいい
  2. チームとして強い(今一番)
  3. ルールがわかりやすいしコートが狭い
    →スターの顔と役目と素敵プレーがわかりやすい
  4. ほぼ毎日やってる

なんだかんだで90%くらいは1.の要素占める。彼のプレーがすごいのはもちろんなんだけど、魅力は彼のキュートな『瞳』。肌も素敵な褐色で、そもそもハーフ??人種はなんなんだろうという素朴な疑問が頭からはなれず・・・アフリカンアメリカン(黒人)のパパもNBAプレイヤーだったらしい。ママカリー(TVでもそう呼んでいた)が先日試合後のインタビューに答えていたが、彼女のルーツがアフリカンアメリカンに加えて少しミックスみたいだった。白人とのハーフ説もあるようだったが違うようだ。なんだろう、結局そんなのはどうでもいいんだけど、本当に綺麗なミックス(inter-racial)のなせる業だな~とみとれてしまう瞳なのだ。

※これこそどうでもいいけど、「CSI:科学捜査班」でウォリック・ブラウン役をのゲイリー・ドゥーダンの瞳にめちゃくちゃ憧れた経歴がある私。そこがツボなんだと妙にな納得。

ちなみに、娘の学校でもほぼみんな男女ともバスケットボールを放課後やっているので、娘も興味津々な上に、(元々NBAファンで詳しい)パパと一緒にみられることが何よりも嬉しいようで毎晩楽しみにしている。

彼女のお気に入りはZaza (グルジア出身)選手。最近では他の選手の名前と背番号も詳しくなってパパと一緒に応援に励んでいる。