旦那の両親がリタイアして住んでいるのが、ニューメキシコ州の最大都市、アルバカーキー。ブレイキングバッドというドラマで一躍有名になった工業都市だ。宮沢りえの写真集で一斉を風靡した?アメリカ最古の街、サンタフェのほうが日本人には馴染みが深いかもしれない。思えばかれこれ10年近く通っている私なので、せっかくなのでこれまでの経験をまとめておきたい。この夏は、娘の夏休みだったので、3週間弱の間、お世話になった街だ。
ちなみに、ニューメキシコ、アメリカらしい不思議なところなので、人生で一度はいってみてもいいかもしれない。ちなみに私は全くもっとファンではない。苦笑)基本的には相性が悪い。旅行のたびに何かしら新しい問題がおきる。大自然と大砂漠の気候地帯に滞在するということをなめてはいけない。
海がない、森がない、緑がない、すべて茶色。
さ・ば・く!
日本って、海と緑に囲まれた、とっても潤ったところなんだなぁと改めて感慨深く日本ライフに感謝する、いい機会ではある。
と、やや愚痴っぽくなったが、下記のトピックで気が向いたときに書いていこうと思う。
1.基本情報
JTBさんによると、
英語名 | ALBUQUERQUE |
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プロフィール | 1706年建設のアメリカ最古の町の一つで、州最大の都市。オールドタウン地区と、羊毛、食品加工の中心地のニュータウン(ビジネス地区)からなる。農業、牧畜、鉱業地帯にあって商工業の中心地。先住民の集落が多い。 |
位置 | ニューメキシコ州中部に位置し、リオグランデ川上流に位置。北緯35度04分。西経106度38分。 |
日本からのアクセス | 日本からの直行便はないので、アメリカ各都市で乗り継ぐ。 |
空港 | アルバカーキ国際空港サンポート(ALBUQUERQUE INTERNATIONAL SUNPORT:ABQ)から8KM。 |
外務省的な情報だと、
(1)歴史・沿革
ニュー・メキシコ州の歴史は古く,1540年に黄金都市を求めてスペイン人が探検を始め,1598年より入植が始まったが,最初の入植者は10人のフランシスコ会修道士と129人の兵士及びその家族であった。州名は,スペイン語の「新しいメキシコ」が英語化されたものである。ーーーー中略ーーーー ニュー・メキシコ州は穏やかな気候に恵まれた農業州であるが,同時に鉱物資源も豊かで,インディアンの時代から,スペイン統治時代,メキシコ統治時代を経て,米国の連邦に組み込まれてからも一貫して州経済に大きな役割を果たしてきた。太古の昔からトルコ石が,その後は銅,銀,鉛,亜鉛,鉄,金,石炭が発見され,さらに天然ガス,石油,ウラン鉱が発見され,数回にわたるブームで経済を発展させてきた。ーーー中略 ーーー しかし1930年代の大恐慌で鉱山は大打撃を受け,その後は往年の繁栄を復活できていない。
1920年代以降,州北西部のフォーコーナーズに近いファーミントン市で石炭,石油,天然ガスが発見され,ペルミアン盆地(州南東のテキサス州にまたがる地域)で石油,天然ガスが発見され,ニュー・メキシコ州の鉱業は様変わりした。さらに1950年代のグランツ(州西部)でのウラン鉱発見は,50年代のウラン・ブームを招いた。
ニュー・メキシコ州を特徴付けるものに,国の防衛政策とタイアップした技術開発がある。原子爆弾の開発を目的として設立されたロス・アラモス国立研究所は,1945年7月に世界初の原子爆弾の実験に成功した。1949年からはサンディア国立研究所も加わって,毎年,多額の予算を駆使して兵器開発,宇宙開発に向けた先端技術の研究開発を行っている。また近年とみに注目を集めているのが再生可能エネルギーの実用化・推進事業,またスマートグリッドの普及である。ちなみにこれは,西部山岳諸州に共通した現象である。
ニュー・メキシコ州はこうした国の国防政策及び宇宙政策とタイアップした技術革新の担い手という顔を持ち,さらに民間人の宇宙旅行の基地としての宇宙空港が建設されているが,州内にはUFOの飛行地といわれるロズウェル町もあり,宇宙ロマンの発信地でもある。
位置関係だが、ニューメキシコはテキサス州の左でアリゾナの右隣、コロラドの下、メキシコの北。名前に反してメキシコに接している部分は実はそんなにない。テキサスやアリゾナのほうが多いのね。サンフランシスコからは直行便フライトあり。行き帰りで異なるが、だいたい2時間30分から3時間程度。時差は1時間。国内路線では比較的安いサウスウエスト航空も直行便あるようだが、うちはユナイテッド航空派(アメリカンやデルタよりまし、)なので、朝11時過ぎの便にのって、午後3時とかに現地つくパターン。飛行機も小さくて、ユナイテッドの提携のSkywestという小さな機材。でも、がらがらということはない。いつも満席。
空港がエアポートではなくて、なぜかサンポートという名前。この空港がめちゃくちゃかわいい!!
ベスト観光タイミング ーー アルバカーキーいつがいいか?
これまでにクリスマス、5月(日本のGW)、6月、7月、8月、10月と訪問したが、おすすめは春、5月か6月。
- 春 心地よい
- 夏 7月8月、砂漠の夏。40度超えに強烈痛烈日差し、モンスーンの雨降りによって、蚊やあやしい虫刺されの被害(私だけ)
- 秋 10月の国際気球フェスティバルが有名。これはこれでみものだが、寒い。ブタクサ系やその他雑草系の強烈アレルギー発症。(私だけ)
- 冬 寒い。サンタフェやタオスなど周辺都市はスキーなども可能だが、寒い!寒い!まじで凍る寒い。
通年を通しての問題点は、さばくであるゆえの、乾燥!
特に日本からくると、その差が歴然。ここカリフォルニアからだと、すでに乾燥になれてしまっているせいか、さほど気にならなかったが、ともかく乾いてる。喉の乾燥で夜中息苦しくて飛び起きるほど、だ。なので、加湿器を用意して終日ゆるくつけておくことを忘れずに。ホテルだったらお風呂に水をはってそのままにしておく、濡れたタオルをほしておくなどが地味に有効。
と、愚痴が多くなってしまったが、このあとは、もっとポジティブな情報をまとめるとしよう。