サンフランシスコの空気は北京なみ、という注意報が出た。それってかなりやばい。まじで煙いし喉が痛い。
下記、Googleさんのクライシスレスポンスの地図。
Tubbs Fire | Google Crisis Map
あと、ワイナリー続報で、被害にあったナパとソノマのワイナリーのリストがあるので要チェックだ。
サンフランシスコの空気は北京なみ、という注意報が出た。それってかなりやばい。まじで煙いし喉が痛い。
下記、Googleさんのクライシスレスポンスの地図。
Tubbs Fire | Google Crisis Map
あと、ワイナリー続報で、被害にあったナパとソノマのワイナリーのリストがあるので要チェックだ。
カリフォルニア北部の火事。非常事態宣言。ローカルニュースもそればっかり。17名も死亡、テレビごしにみる火災の映像が衝撃的すぎる。亡くなられたかたの冥福をお祈りする。そして、消防隊のみなさま、避難されてる方、本当に言葉も出ない。サンタローザなどどこも何度かいったことのある街なので、ものすごくショック。下記の記事にレスキュー情報などがのってるので、関係者は要チェック。
AirBnbなども無料で避難場所(家)を提供するプログラムを出してたりする。
10月10日の火曜日、サンフランシスコ市内でも、その影響を受けて空気が灰でまみれ、Code RED... Unhealthy for Everyone ということで、屋外活動を避けるよう勧告があった。学校はあったものの、すべて室内での活動となったようだ。私も、ちょっと外を歩いていたら喉までいたくなった。ということは渦中の人々の健康は大丈夫だろうか。
下記が、現時点での火事の場所と状況。まだまだおさまってないようだ。
CAL FIRE - California Statewide Fire Map
こちらには、ダメージをうけているワイナリーの地図も
たまたま日本から旅行などでこのエリアを訪れる計画を立ててた人も要チェック!
アメリカには日本ほどいわゆる「祝日」が少ない、といわれる。なので、祝日あわせた三連休ともなると、ちょっとしたおおごと。笑)週末旅行先の宿泊先なんかもぐっと値段があがったり。
と、まあ、秋によってる感じはあるね。で、このコロンブスデーなんだけど、サンフランシスコの学区カレンダーでは、Indigenous Peoples' Dayとなっていて、あまりその意味を深く考えずにいぇーい休みだ!とおもっていたが、これがなんと今いろいろアメリカで論争になっているんコロンブスデーなんだとか。いわゆる、アメリカをみつけた、ことになってるコロンブスさんを称える日、だったらしい。それを侵略(大陸発見)した側を称えるのか、侵略された側(それまでの住民や文化)を敬うのか、という論争だ。ちなみにコロンブスさんはイタリア系。が、下記の記事によると、
「サンフランシスコ統一学区の理事長は「(新大陸発見後に)起きたことに関わった人物をたたえるのは本当に不快だ」と述べ、コロンブスデー廃止の理由は「コロンブス到着前からここにいたネーティブアメリカンとその共同体への尊敬だ」と付け加えた。」
そもそもIndigenous 、という意味すら知らなかったのでWikiさんにきいてみたら、「先住民」という学術用語だと。
ま、それはそれとして、私たちはその学校の連休を利用してヨセミテにいってきたー!別途記述予定です!
スピーチでうまく、さ行や英語のSサウンドができない理由として、なんと難聴(Minor Hearing Loss )というのがあった。鼓膜のなかに水がたまってしまう、滲出性中耳炎というものらしい。これがしばらく続いていた疑いが強くなった。
もちろんいつから、という断定は無理。でも、おそらく日本にいたころからだろう。日本の保育園にいっていたころ、3年目くらいからは、風邪をひいたり、高熱が出る、こともほぼ皆無になっていたので、あえて耳鼻科にお世話になることもなく、それが災いだったのかも。ああぁ。
スピーチセラピストや小児科医と相談し、UCSFの専門的な聴覚テストを受けてみてよかった。
これまでの経緯
長かった・・・。
基本的には、チューブは1年から2年で抜ける、もし抜けたら抜けた時にその後の対応考える、ものだとか。滲出性中耳炎は3歳から10歳くらいまでみられるもので、子供の耳が、成人の耳のその機能を備えるまで、リスクが消えないんだそう。うちの旦那も風邪ひくと耳にくるし、私はねんがらねんじゅう、アレルギーで鼻弱いし、遺伝もあるのかしらねぇ。かわいそうに。
ちなみに、UCSFでのチューブ手術。
年齢の低い順に行うとのことで、うちの子は朝5時に受付。なんだかんだ検査したり、UCSFの先生や看護師さん軍団が挨拶、麻酔科の先生挨拶とチェックがあったり、で7時ごろから施術開始。実際の施術は30分もかからない、といっていた。終わったら手術室から術後準備室(普通の廊下みたいなとこで麻酔がきれるのを待つ)に運ばれてきたときに、親が呼ばれて、そこからまた30分くらい様子をみていたら、もう解放。「はい、サインして帰っていいですよ~。」
とのこと。耳鼻外科医から術後1時間後くらいに電話かかってきて、再度同じような説明をうけて、終了。その後、UCSFの麻酔科、手術室、耳鼻科(自動音声)みたいなところからも定常業務的に、術後チェックの電話がかかってきて、1ヶ月後の検診予約を再確認して、問題なければいいですよーと。
いいなぁと思ったのが、2点。
でもいやいや、それ以外の体験全般からすると、特にかかった医療費の請求書をみると、転げ落ちそうになる。(保険でカバーされるとはいえ、その保険の種類にもよるしね)そして、あぁ。日本の医療システムはなんて素晴らしい、と感動する、私達であった・・・。
ここアメリカには、スピーチセラピーというものがあり、普通の日本人が思っている以上によく聞く言葉だ。日本語だと言語療法。セラピーということで、医療保険が適用されるよう(例外あり)で、言語学習とは異なる扱いだ。
この日本語でわかりやすく説明されているサイトは
第1回 スピーチ・セラピーとは | シアトル最大の日本語情報サイト Junglecity.com
昨年渡米直後に4ヶ月だけお世話になったプリスクールの担任の先生の勧めで、娘はスピーチセラピーにちょうど1年前くらいから通っている。アメリカでは多くの州で、英語を普通に母国語とする子でも、発音が悪かったり、吃音だったり、言語発達が遅めの子は、3歳くらいまでに審査&対応してくれる、らしい。ちなみに旦那の親族でも、幼少期は通っていた人もいるという。アメリカに限らず、イギリスやフランスなんかでも同じ仕組みがあるようだ。
うちの娘は日本で生まれたのだけど、先天性の心臓疾患があった(ある)出産時からずっと体も小さくて、発達そのもの、特に言葉の発達も遅かった。それが二言語だからかなぁとも思っていたが、ほぼ保育園など日本語がメイン環境なのに、それにしては遅めだったので心配しはじめた矢先。
というのが主な理由で、プライベートセラピー開始に即決。セラピストと1:1で30分。時間があるときは週2回なども。
このセラピーの存在はとても助かっている。渡米前後はいろんな意味で母も娘も混乱期だった。こういう混乱やストレスでも脳の発達、言語の遅れに影響するらしい。こういうニーズは早期発見(と容認、対策)が一番いいとのことなので、この先生には大感謝である。アメリカに来ていろいろ苦労は多いけれど、娘のこういったニーズに気がつけたこと、対応できていることだけでも、いろいろなげうって渡米したかいがあったというものだ。
アメリカって本当に疑問だらけ、苦労だらけ、だが、こういった子供の発達に関する分野に関しては、日本より圧倒的に対応ケースも歴史も多いし、研究も対応も進んでいるし、何よりもオープンなのだ。(なんでもアリフォルニア、が売りのカリフォルニアだけかもしれないが・・・。苦笑)
ちなみに、これと並行して重要なのが、
聴覚検査。
特に発音が悪い場合には、そもそもうまく聞こえてないケースが多い。つまり、難聴とか聴覚異常とか。
これに関しては次回詳細記載するが、結論、うちの娘はヒアリングに問題があって、その処置をしたら速攻発音がよくなった。さ行はもとより、S、CH、THのサウンド群などはスピーチセラピストも、びっくり仰天のほどの短期改善がみられた。これまでの言語キャッチアップにもう少し時間をかけるべき、とのことだし、発音だけの問題じゃないかもしれないので、当分セラピーは継続していくけれど。
ちなみに、サンフランシスコの公立の学校でも、その特別ニーズが認められれば、スピーチセラピーサービス提供してくれる。しかも無料で。(IEP:Individual Education Programといって、Special Educationの一部とみなされるので、そのためのプロセスが必要)娘のこの審査はこの耳の手術前であったことと、彼女の病歴、小児科医、私立のプロのセラピストからの助言などをちゃんと考慮してくれて、きっちりつけてくれることが決まったので、安心している。
のちほどいろんなブログを読んでいたら、カリフォルニア州に限らず、公立でのこの特別サービス提供の認定をとるのが大変らしい。とりたくてもとれない、とか。はい、非常に面倒でした。大変でした・・・。
精神的にも長い長い道のりでした。これも気合のあるときに別途記載します。