カーシェアリングの次にくるもの。
自転車か
スクーター(キックスケーター)か。
最近サンフランシスコ市内でも話題のBirdスクーター。元Uberの人の作ったサービスだとかで納得感も話題性も抜群。
シェアリングエコノミーの乗り物系で、車の次は自転車かーと思って街なかにはびこるブルーのFordバイクに関心をよせていたら、その次の波がきていたのだ。自転車よりも小さくて、置き場所にも困らない、スクーター。日本ではあまり大人が乗っているのをみたことがないこのキックスケーター?(英語ではScooter)、前からこの街では大人も使っていて、電動のものでシャーーーと坂を降りてたりする貢献もよくあった。
今カリフォルニアを中心にこの「次の波」、のシェアリング乗り物が物議をかもしている。カーシェアリングはタクシー業界とのバトルだったが、今回は、「交通ルール&安全」そのものとのバトル。
つまり、このマシン達、便利なようでいて、乗ってないほうの立場からみると結構危ないのだ。車道も走ったりするから車視点でも危ないし、邪魔。夜中にどこでもかしこでも放置されてしまうのも危険だし、ともかく邪魔。拠点というかドックステーションがある自転車レンタル(シェアリング自転車、GoFordみたいなの)は、どこでもいいのでステーションへの返却が義務付けられるが、このスクーターは基本ドックレス。基本的にどこでも乗り捨て可能。次に借りたい人が近所にあるものを見つけてそこまで取りに行くモデルなので、その点では柔軟でいいのかも。
だが、これもまた微妙なようで、借りようと思ったユーザーがアプリで「近所にあるスクーター」を探していってみても、
1)ない
2)あっても壊れてる
という事情も少なくないようだ。電動なので、その分の故障も思ったより多いようだった。
サンタモニカや、サンフランシスコ市では、スクーターレンタル企業たちに弁護士を通じて通達をしていて、安全な措置を講じる・対策するまたは許可をとるなどしないとビジネスを止めるといったようなレターを送っているとか。期限は4月末日。
車運転しない派としては、こういった選択肢はいいかもと思うものの、結局子連れには優しくないし、歩道も危ないし、Uberの存在と違ってそこまでなくても困らないし・・・と思うのは私だけではないはず・・・。