SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

サンフランシスコ幼稚園お受験事情

日本での『保活』が市民権を得てだいぶたつけれど、こちらでは幼稚園ハンティングがそれに近しいものがある、とみた。基本ベビーシッター文化のアメリカは、『保育』に関する活動は、①ベビーシッター探し、②3~4歳からプリスクール探し、となるみたい。でもそれよりも大変なのはそのあと。サンフランシスコ市街は学校事情がイケテナイ。Kとよばれる幼稚園学年が小学校についていて、事実上は初等教育のスタートだといわれる。

サンフランシスコ市内だと、まず選択肢は①公立か②私立か。(郊外では基本公立。これはこれで『Good Public School』といわれるものがある地区は大人気で賃貸も土地価格も高騰する。昔から

なんと公立は、くじ引き?システムというかLottery systemという、まあ、学区に住んでてもつまり入れるかどうかはよくわからない、というもの。事実上は義務教育の一部なので、どこにも入れないことがない、ように最終調整されるらしいが、遠くになったり、やや治安が悪いところしか入れなかったり?と新参者には安心できないシステムだ。

そもそも、12月時点で、郵便番号となるZip Codeがないと、公立小学校・幼稚園の上記プロセスに標準的にはのれないのだ。(例外もあるらしい)というわけで、リスクは最小限に市内の私立学校と狙いを決めて、12~15校程度検討。実際に訪問して受験?したのは8校...

こっちの学校は8月末からスタートするのだが、幼稚園申請&受験タイムラインはこんな感じ

  • 9月~10月情報収集、幼稚園探し
  • 11月~12月入園希望申し込み、訪問、アポとり
  • 1月末 締め切り
  • 3月10日前後に第一次発表
  • それ以降、4月にかけて調整(※ここで渡米)
  • 6月で学期末(プリスクールとか)
  • 7月~8月はサマー休暇 その間サマーキャンプとかの選択肢がいっぱいだが、自己責任で探し、自己責任で選択
  • 8月半ばから入園・入学準備
  • 8月末日・9月1日前後で始業式?9月4日がLabor Dayで連休、そのあとが本格的カリキュラムスタートって感じ)

うちは、11月末ごろに渡米を決めて、まずやったのが、幼稚園申し込みと面接アポとり。1月に10日間だけお受験?渡米して面接などいっきにこなす。そのあとに日本から書類や医療系情報を送った。

  • いわゆる私立学校・学園(十校十色、いろいろ)
    女子only系2、共学3
  • キリスト教系(比較的門戸が広い?)2
  • モンテソーリ系(プリスクールから連動もあり)1 

私立学校はいろいろ。本当に色があって、間違って(?)受けてしまった『エリートお嬢様学校』も今ではいい思い出に。のちのち地元の友人にいったら失笑されてしまったが・・・。白百合とか学習院みたいな感じなのかな。国会議員など格式のあるご令嬢がいるところ、とのちほど説明されたり。笑)また、一方でこちらから途中で断ったところもあった。学校訪問というプロセスで、PTAリードたるヒトのプレゼン兼教育方針説明があるのだが、つまるところ『お金・お金・ともかくお金よー』というプレゼン中心だったから。おそらくボランティアなんだろうが、そもそもそういうヒトをプレゼンターにしておく基準や感覚そのもがいけてない!苦笑)

キリスト教系のは、そのキリスト教度がいろいろ。絶対日曜に親も参拝とか必要なところもあったり、かなり自由度があったり。1校は、授業拝見時に叱りかたが、キリスト教的な『罪』の要素が多かったのが、うちの旦那にはあわなかったみたい。先生や校舎は素敵なところも多くて、おおむね私は大好きだったが。

だいたいどこも学校紹介にプレゼンターとして6年生くらいの生徒がでてくるのだが、みんな成熟度が高くて、自信マンマンでプレゼン慣れもしていて、驚愕。(iPad片手にGoogle Presentationは、サンフランシスコだからかも?)これが日本との教育の違いだろう、と思った瞬間だった。

 

 

 

 

 

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