SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

全校朝会

毎週金曜の朝は、学校のプリスクール児童から中学生高学年までみんなあつまっての朝会が校庭にて実施される。プリスクール児童や幼稚園児は小学校高学年とかのお兄様、お姉さまがクラスに迎えにきてペアになって、サポートされながら、ケアされながら朝会に参加する。学年の大きな生徒が責任をもって、小さな子を面倒みる、という仕組みはどの学校にも根付いてるっぽい。(少なくとも受験した学校はみんな仕組み化されているのとともに、高学年の子たちの『責任感』はふしぶしに根付いてる様子が垣間みられた)

 

朝会といっても、日本の(少なくとも私が通った一般的なよくある公立の)学校とは違う点が多い。

  1. 生徒がもちまわりで主導していく。校長先生の話、とかは一切なく、あくまで楽しくみんながシェアする(できる)場、という感じ。このあたりもコンセンサス重視な教育方針からきてるのだろう。
  2. 各学年のなんらかの発表がある(寸劇とか)
  3. 親も出席(というか後ろでコーヒーのみながらみれる)
  4. PTAのなんらかの発表コーナーがある
  5. 何かいいたいことあるひと誰~?的なゆるい発言機会を楽しむ雰囲気(本当に誰でもなんでもいい。たとえば、幼稚園児がHallowween is coming up very soon! もうすぐハロウィーンだよとか、Today's my brother's birthday! 今日は弟の誕生日だよとか、そんなもの。)これがかわいいし、聞いていて楽しい。上の学年の子がその流れを汲んでギャグをいったりとか。学年を意識せず、みんなで一体となってその場を盛り上げる文化。否定せずもりあげる、楽しむ、応援する。積極的に発信することを推奨する。

ちなみに、サンフランシスコらしく、グリーン賞(エコ賞?)みたいな軽い賞賛の時間もあって、①車つかわず徒歩や自転車で通学してきた子、②持参ランチ(お弁当)でゴミゼロ対応だったりとか、の子は自己申告すると、その中から抽選で全員の前に呼ばれて、『緑のりんご』と市が推奨するエコバッグとかをもらったりする。ママチャリ通勤かつランチも弁当な『完全グリーン(?)』なうちも初回から参加したらなんと受賞できて、娘も(みんなの前で拍手されて)まんざらでなかったのを覚えている。。。