東京広尾。外国大使館や駐在員が多いインターナショナルな街なのでずっとハロウィーンをしっかり楽しんでいた。広尾コミュニティがおそらく80年代くらいにはじめたアメリカン&インターナショナルスクールの生徒などを対象にしたTrick or Treating も500人規模の子供達を迎えるほどの規模だ。私達のアパートも近所のキッズのホームベースとして活躍していて、毎年数百とスナック菓子を用意したものだ。
今年は本場アメリカでの初ハロウィーン。今では日本でも商業的にもメディア的にも100%市民権を得た季節の祭りとなっているが、こちらも9月終わりくらいから人も店も街も、かぼちゃ&オレンジ三昧で、気分が盛り上がる。そんな中、2点ほど新鮮だったのは、
- コスチューム選択についての注意喚起ー『特定の文化』にまつわるものを避けること。これは大人(work appropriateかどうか)向けも子供向けもだ。たとえば、芸者(Japanese)、とかポカホンタス(Native American)とかをカルチャー的な要素をステレオタイプで誇張したものは誰かを不快にさせることになるかもしれないので、極力避けなさい、ということ。学校でも注意喚起のメールが数回回ってきた。結論、古典的な魔女がらみ、映画の中の人物、スーパーヒーロー、ディズニーなどが無難とされる・・・。
- Day of the Dead (Día de Muertos) 死者の日というメキシコ(+他諸国も?)のお祭りとの連携。ハロウィーンの翌日11月1日、2日に死者の霊が帰ってくるとのことで、意味合いは日本の『お盆』だけど、それを盛大にパーティモードで祝うもの。007の映画でJames Bondがパレードにまぎれていたのが記憶に新しい。骸骨をポップにアートに模したコスチュームやメイクアップが、日本のハロィウンシーンではさすがにあまりみかけないが、こちらではコラボしているのが多かった。
学校では、就学前のスクールでのイベントが禁じられてるのか、基本は義務教育であるキンダーガーデンからイベント参加。うちのこはその前のTKクラスなので、学校でのコスチュームやらセレブレーションは一切なし。そのかわり、地域のイベントやパレードに個人として参加するのだ。
ミッション地区に大きなパレード(2時)があり、ファミリーの多いNoe Valley地区、Core Valley 地区などのTrick or Treatは大規模で治安がよくて、大変有名らしい。だいたい4時くらいから7時くらいまで。
どこのストリートからはじめるのがいいか、等このあたりの詳しいローカル情報は地域の人の口コミ、ママ友おすすめ、経験者、コミュニティベースが肝。日本でいうローカルな盆踊りや夏祭りは、やまほどあるからいちいちネットで調べないように・・・。
クラスメートはそのあたりに住む人が多いので、そちらのコミュニティ参加が多かったが、私達はマンションでママ友と一緒に独自にキッズパーティをホストした。すでに300近いUnitが埋まったマンションなので、参加者も十分いたのと、安全で楽だから。パーティルーム&BBQエリア、マンション内と近所で15箇所くらい回ったら雨も降ってきたので、子供はテレビ、大人はラウンジルームでまったり!
初アメリカハロウィーンかつ、初パーティホスト。なかなかのできばえだったかなぁ~。笑)