たまりにたまったインスタグラムの写真や、ひと夏の旅行の思い出、など、やっぱりオフラインの写真本にしておきたい。日本にいる際にもいくつか使ってみたのだが、こっちアメリカにも星の数ほどサービスがあって、何を使うか悩むところだ。それぞれ一長一短で、結構大変な工数だった。
結論からいこう、
Google Photobookが良い。
要件は
- インスタグラムの複数アカウントを利用したい
- 写真は100枚くらいを目安にまとめたい
- シンプルレイアウト希望、詳細なカスタマイズは不要だが、表紙やタイトルは選択したい(ほどほどのカスタマイズ)
オンライン上での使い勝手や、レイアウトさわってみる、などして登録してみたのが、以下の7つ
- Blurb
- Articraft Uprising
- Google Photobook (new)
- Shutterfly
- Chatbooks
- Mixbooks
- Snapfish
こういう比較サイトもたーくさんあるので、検索結果やそれらの達人のアドバイスなどからヒントを得て、でも実際に使ってみるのが一番。
インスタやFacebookなどのSNSからの自動取り込み機能など、基本的なところは一緒だけれど、ネックになったのが、その自動機能による写真枚数制限と、アカウント制限。基本は自分のひとつのアカウントからの取り込みになるので、複数アカウントだったり、うちの場合旦那のアカウントと一緒にあわせたいー、みたいなのができないのが多い。SNSのアカウント、自分目線だとそれでいいのだが、「ヨセミテ旅行記」とか「2016年振り返り」とか目的目線になると、複数人のカメラおよびアカウントをソースにしたいところだよね。
プロ仕様、な感じでとても美しく編集できたのが、Articraft Uprisingなんだけど、これもアカウント問題でNGに。自分仕様のレイアウトにカスタマイズできるのがいいけれど、 いちいち各ページにその作業が必要になるので、本当に厳選した本製作のときのみだね。ぱぱっとシンプルかつ美しく作りたいときは面倒。Shutterflyなど写真サービス老舗なんかも、既存レイアウトが無駄に凝っていて、シンプル自由度がない。Chatbooksは枚数制限、目的用途がちょっと違うかな。MixbooksもSNSアカウント取り込みから、自動レイアウトまではいいんだけど、そのレイアウトが結構こりすぎていて、それをシンプルに修正するのが面倒くさい。1か100か、自動か100%カスタマイズか、みたいな選択肢。
というわけで、SNS自動連携そのものをあきらめて、それらの写真がそれぞれGoogle Photo Albumに収納(自動バックアップ)されていることに着目、そのGoogle Albumからある程度自動でレイアウトしてくれる新しいサービス、Google Photobooksに決定。
良いところは
- シンプルにレイアウト(1ページ1写真)
- ほぼカスタマイズ不要、表紙タイトル選べる
- SNS連携はないが、そのぶん共有アルバムにてひとつにまとめておくことで、複数人の保持している、またた選んだ写真をまとめられる。共有されていれば、元のオーナーが自分でなくても、本を作れる。
- 写真も100枚までいける。20枚原則、むしろ100枚がマックスなので、膨大な写真の中から、40ページくらいの、みてて空きないボリュームになるように選択するようになる
ちなみに、
- ソフトカバー20ページで9.99ドル(税金と送料別)
- ハードカバーで20ページ19.99ドル(税金と送料別)
という二択、なのもシンプル。選択肢ってありすぎると悩むのでこういうところは「絞って」くれてあるほうが意外とありがたい。
自分用に、ソフトカバー100ページ(21ページから1ページあたり0・35ドル)でおよそ40ドル(+税金送料)と、旦那の両親への夏の思い出ギフト用にハードカバー100ページ(21ページから1ページあたり0・65ドル)でおよそ80ドルくらいを試作してみたが、なかなかよい。標準送料8ドルくらいで、確か1週間くらいかかった。
Hard cover book$19.99
97 pages $50.05
Standard shipping$7.99
Tax$5.96Total
$83.99
もっと、凝ったやつは、Articraft Uprisingなどで作ってみたいところだ。日本にいたときも、似たようなMy Booksというサービスでめちゃくちゃ高品質なプロ本のようなものを作ってみたりしたが、編集工数半端なく・・・。もうその気力がないかも。娘の1歳までの記録なんか、選定から編集までまるまる4日かかったし・・・。
なかなかGoogle Photobookが良い。