相撲のニュースの続き。
抜粋
「ゆでガエル理論」とは、ゆっくりと進行する危機や環境変化に対応することの大切さ、難しさを戒めるたとえ話の一種で、おもに企業経営やビジネスの文脈でよく用いられます。カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛び出しますが、常温の水に入れて徐々に熱すると、カエルはその温度変化に慣れていき、生命の危機と気づかないうちにゆであがって死んでしまうという話です。理論といっても、実際は作り話で科学的にも誤りであることがわかっていますが、経営者や経営学者、経営コンサルタントなどによってまことしやかに語られてきたため、すでに一つの教訓として定着しています。
ここカリフォルニアでも、ともかく動きが早いテクノロジ企業だからかもしれないが、同じ企業や同じ仕事を同じようにしている場合ってあんまり評価されない。(注:弁護士とか税理士とかの資格系専門職は違うかも)どれだけ変化をもとめて、どれだけリスクをとって、どれだけ学んだか、みたいな。(ちゃんとした理由はもちろん必要)
面接でもそういった思考プロセスについてつっこんで聞かれること多し。私は10年近く某企業にいたけれど、これは長すぎる、みたい。確かに長かった・・・。笑)テク企業は犬時間のようなものらしいから六倍の時間軸にすると、60年いたことに。きゃー。
だからか、面接でもそれに対する質問を必ずされる。
なので、私の場合は同じ企業での経験も意識的に3つのキャリアに分けて説明するようにしている。(外資系は組織変更も多いので実際に使ってた役職名称はもっと多いけど)
- スタートアップ期
- 顧客フォーカス期
- ワーママ期&管理職期
それぞれ、自分にとって意味のある挑戦であったこと、自分からそう意識していったこと、一緒に仕事する関係者も毎年かわる、といった感じで説明する。(のにようやく慣れてきた!笑)
毎年かわるのがいいかは別にして、変化をとる、そこでのリスクはなんだったか、異質なものへの対応の仕方が、聞かれてるコアな要素なんだな、と肌で感じるわ。もちろん業務経験自体もコアだけど。
違うことをどんどん求めること、違ってもびびらない、凹まない、プラスに変える思考をもっと鍛えること。
違う業界のヒト、違う働き方のヒト、違う考えのヒト、とコミュニケーションするのはときにつごくツライ(面倒)だけど、こういう刺激をなくしてはいけない。