東京では年中、何かと耳鼻科に通っていた私。こっちにきてツライのが、耳鼻科って専門医にすぐみてもらえないこと。都内でいってた耳鼻科なら、ずずーーとすってくれて、鼻からカメラみたいのとおして、喉のあたりまでいっきにみてくれて、そしてそこに直に炎症ドメみたいなのをぬってくれて。すっきりする。
こっちでは、基本ジェネラルドクターみたいな人がいて、その人が皮膚でも喉でも、お腹でもいったんみてくれて、それでやっぱり専門医が必要なら紹介状を書いてくれる、といった流れ。
このめんどくさいったらありゃしない仕組みと保険についての愚痴は長くなるのでおいておいて、今回は、その耳鼻科がないかわりに役に立つソリューションのご紹介。
まずは、よくいわれることだけど、アメリカでは、かなり広範囲な薬が変える。日本では処方が必要なものまで(比較的強いのも)もOTC(OVER THE COUNTER、カウンタ、つまりそのへんの薬局店舗で) 売ってる。いろいろ書いてあるから自己責任で読んで、リスクとって飲んでくれ。って感じだ。
なので、鼻水やら目のかゆみやらの、アレルギー症状なら、ともかくそのへんの薬。
- アレグラ
- クラリチン
このあたりでなんとかなる。
でも、なんといってもびっくりしたのが、
鼻うがい!!
年末One Medicalでかけこんだお医者にも、別件でいったお医者様にもめちゃくちゃ勧められて。米国に長年すむ友人からも太鼓判をもらった。なので、去年からだましだまし使ってるのが下記。
塩水で鼻の中をリンス(洗い流す)するものだ。
片方の鼻の下から、水をぴゅっといれて、反対側の鼻の穴から吹き出す感じだ。最初なれないとツライ?こわい?けど、なれるとこれがすっきりとしていい。鼻水だらだら、というよりは、詰まる感じや、アレルギー反応による鼻汁がなんだかうっすらたまっていく(前からすっきりでなくて喉の後ろに流れてしまう)感じのときにはこれで積極的に放出させるのがいいらしい。
最初はこんなんできくかーーーっ
日本の耳鼻科の治療がいいーーーってわめいていたけれど、なれるとそのすっきり感が忘れられなくて、鼻が気になるときは習慣化している。不思議だ。
日本語では鼻うがい(鼻洗浄)
こっちでは
SINUS RINSE (サイナス リンス)
アメリカ来てちょっと鼻の調子が悪い!とかワイナリー(意外と多いみたい)や野生・山場自然いっぱいハイキングいったら急にアレルギー反応がどうしようーという方は、CVSか、WALGREENSなどのどこにでもある薬局で売ってるので、ぜひ試してみるといいかも。