SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

アメリカ40代の歯科矯正 ① インビザライン 

2021年7月9日午後2時、44歳にして、初めて歯科矯正を開始した。

基本的には、結構矯正ない自力にしては「完璧」に近い歯並びとかみ合わせだった私。アメリカにいると、歯科矯正文化が根付いてない日本人はせっかくキレイなひとでも「歯が駄目」というコメントをよく聞いてきた。アメリカ人からも私はアメリカ流に歯科矯正とかしてきたと勘違いするほど、20代とか若い頃は結構よかったんだけど。DNA以外のなにものでもないから親に感謝だね。

 

が、、、35超えたころから、少し上下前歯が奥に入り込む感じが気になりはじめた。それでもまあ、噛み方に影響あるほどでもないし、見た目はいわれないとわからない。私は親不知の歯1本が、横にたおれて埋まっているのもあり、それがきっと真ん中に押してきているのもあるだろう。というよりも、老化に伴い、顎が小さくなり、歯並びも乱れるのが一般的だそう。そうそう、老化である。

 

きっかけは、娘の歯科矯正。うちの子は歯が2本なくて、しかも白人にありがちな顎が非常に小さく(旦那の家族もみんなそうで、みんな顎広げたそう。それに似たと判定された)かつ、ガタガタ。アメリカはよほど完璧な状態じゃないと、ほぼみんな(※経済的にある程度余裕がある、場合)子供の頃から歯科矯正をする。私達世代の若い頃は、中学校くらいで大人の歯がだいぶ揃ったら開始とかが一般的だったらしいけど、昨今は、小学生3−4年くらいから、開始するらしい。

 

うちの子は困難なパターン。かなり面倒。かなりお金かかるケースだろう

  1. なかなか抜けない子供の歯を強制的に抜く(スペースを確保)
  2. 顎?というか歯のはえる床を広げる(日本語は床矯正というらしい)
    エクスパンダーというマウスピースをつける
  3. 生えてきたら大人の歯に、歯科矯正器具をつける
    という3ステップ。コロナ禍で歯科医療の予約やら大変だったんだけど、ようやく1,2のところまできた。2のエクスパンダーを注文したところだ。
    (ちなみに、マウスピースの色が選べて、子供は楽しそう)

いずれにしても、結構な年数をかけて取り組むものなので、なんなら一緒にやろうかという発想になった。

 

日本にいると、歯科矯正はモデルや芸能人や、まあ、美を追求する若い世代くらいならやるけどね、中高年になって問題もないのに今更ーって思ってたんだけど、実は40代くらいで開始するというのも珍しくないらしい。アメリカ人でも、子供の頃に完璧にしたからといって一生それが保たれるわけでもなく、まさに旦那も私よりややでこぼこしている。というわけで、大人になって再度やる例も少なくないとか。

 

私も、あと40年(下手すると人生100年時代、もっと長く)生きるわけだし、顎はどんどん小さくなるから、決して歯並びは良い方向には自動的には向かわない。要は悪くなる。なので、いまのうちにかみ合わせなどもあわせて全部きれいにすることで、歯の健康・予防、アンチエイジングとしてやろうという考えにならって。

 

ちなみに、コロナ禍で、マスク必須だったから、目立たないよね、というのでやろうと思い立つひとが多かったみたい。私ももっと早くやればよかったか、と思うが、コロナ禍中は逆に、ワクチンまだなく、歯科治療自体クリニックサービスが滞っていたからそれはそれで大変だったのよね。

 

というわけで、やることになったのは、インビザライン

 

透明なマウスピース型の矯正装置。

 

私の場合、歯科的には問題なく矯正もそこまでではないので、強度が高いといわれるワイヤーではなく、まあ地道に自己管理できるこのタイプでいこうと先生と話して決めた。ワイヤーは見た目も相当インパクトあるし、ずっとつけてないといけない。たとえば八重歯とか、そもそも「歯並び相当悪い」ところから矯正ではワイヤーのほうがいいと思う。30点から100点にするのか、90点から100点にするのかの違いかな。

www.invisalign.com

アライン・テクノロジー社について (日本の公式ページよりコピペ)
米国アライン・テクノロジー社は、1999年、マウスピース型矯正治療「インビザライン・システム」を、米国の矯正歯科医師を対象に提供を開始いたしました

透明に近く目立ちにくい、取り外しが可能な新しいアプローチの歯科矯正インビザライン・システムは、現在、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者様が治療を受けられています(2020年10月時点)

さて、どうなることやら。