アメリカの保険制度は、面倒くさいですよね。日本からくると、いろいろ大変。私も仕事で少し勉強する機会があったので、だいぶ詳しくはなりましたが、いろいろ悩ましいです。
初心者用に基本
- 国民皆保険ではないので、医療保険も民間保険に加入する
- 企業勤務だと企業が契約する中から選び、プレミアム費用折半
- 企業よいところだと、本人は100%カバーとかもある
それが故に、みんな「給与のほかにそういったベネフィット・福利厚生が良い企業に人気が集まるという仕組み - 同じ企業でも同じ保険というわけではなく、ともかく種類も多く、自己責任、自己選択。
- 企業勤務の場合、①医療保険、②歯科保険、③眼科保険とある。②や③企業負担してくれない場合も多いらしい。一般的な大企業とか、人気のスタートアップ企業はこのあたり充実させている。
さて、歯科矯正。
こちらは、②の中に含まれる場合がある。必ずしも含まれるとも限らないらしい。幸いにもうちは適用になっていた。が、歯科保険の歯科矯正は、人生でXXXドルまでカバーするというもので、上限一回きり。
私は、2000ドル(20万円強とか?)まで、一人1回適用可能、となっていた。ちなみに、数ある保険の中でも一般的には1000−2500ドルあたりが多いらしい。中には、企業エグゼクティブ向け保険?みたいなのも世の中にはあるらしく、それで100%カバーみたいな特約があった、と、歯科クリニックの知人はいっていた。まぁ、民間企業ヒエラルキーと医療制度が紐付いた社会なので、そういう世界なんだろう。
ちなみに、保険の支払われ方も、分割で払われるらしいので、必ずしも一括で上限値が出るわけではない。勤務先の保険が変わったり、勤務先がかわったり、したら、リスクもあるというわけだ。新しい勤務先の歯科保険で、既存や現在進行系の治療は適用しない、または除くみたいな但し書きなどがあるケースもあるらしい。担当の歯科クリニックの助手のかたからいろいろ教えてもらった。
クリニックにもよるんだろうけど、私の場合、保険企業とのやりとりは、基本クリニックがやってくれて、契約?というか請求書もらうときにすでに反映された感じになっていた。
ちなみに、12−18ヶ月という治療期間で、Full インビザライン。治療費・諸経費等含めて、7300ドル。そのうち、2000ドルが保険でひかれて、5300ドル。現金かチェック一括払いだと5%オフ。5000ドルのチェックをきりましたよわ。
インビザラインの私の治療のケース
- 1日20時間装着(飲食のとき外す、これら4時間)
- 装着中は常温水か冷水のみOK
- 自分で2週間毎にマウスピースを変える(一括で19個もらった)
- 8週間ごとにチェック診察
- 19個終わったら38週 8−9ヶ月後にその後をまた考えるとか
- きっちり20時間装着していれば、一応19個で終わるっぽい
が、やっぱり装着外の時間とか、途中でいろいろ挫折?とかあるみたい - なくしたら、そのピースは再注文となるので、別料金で要注意
と、まあ、リスクはあるよねぇ。