売れたらしい。
この広大なスペース、デッドスペースになって久しいので、このミッション地区のホームレスのたまり場(盗んだもののブツブツ交換の場所)になって、ものすごく行きたくないところのひとつ。ミッション地区って、 バレンシア通りとかは「旬な」ショップやコーヒショップが多くてミレニアルが集う「旬な」ところになって久しいけれど、このミッション通りはやばい。
16通りとミッション通りの角がBARTという電車の駅になっているのだけど、そこがまたひどい。マリファナと体臭とホームレスと鳩の糞を全部たして10倍したような匂いに包まれる地区である。14通りにあるこのアーモリー(武器庫?)から16通りまでのミッション地区はいかないほうがいい。
こっちにきた頃、AirBnBでこの通りぞいにあるマンションの短期利用を予約してしまって、大変なことになったこともある。(返金できず)
結局、製造業のオフィスやらとしてリニューアルされるらしい。これによってキレイになってもらえるといいんだけどね。ただ、こういうちょっと高級層向けの再開発が進むと、家賃があがってもともといた地元の人がすめなくなるぜー的な社会の反対運動もあるので、その方向にはしないといっていた。キレイにしてくれていいのになぁ。
ただ、そもそも家賃高騰化して大変なサンフランシスコでは、土地開発の「ジェントリフィケーション」が大きな問題となっている。貧困層が住むエリアなどが、再開発などによって、中流層が流れてくることで、もともとの住民が追われていくこと。ミッション地区はその最たるものらしい。
サンフランシスコではその地図もある。
Urban Displacement San Francisco Map | Urban Displacement Project
下記は、Wikipediaより
ジェントリフィケーション(英語: Gentrification)とは、都市において比較的貧困な層が多く住む中下層地域(インナーシティなど都心付近の住宅地区)に、再開発や新産業の発展などの理由で比較的豊かな人々が流入し、地域の経済・社会・住民の構成が変化する都市再編現象である。日本語では、高級化、中産階級化、階級浄化などの訳語があてられる。これにより、貧困地域の家賃・地価の相場が上がり、それまで暮らしていた人々が、立ち退きなどによって住居を失ったり、それまでの地域コミュニティが失われたりすることが問題となる。