サンフランシスコ・クロニクルという地元の新聞。これまでも、オンラインでの有料購読はしていたが、夏あたりからいわゆる「新聞紙」の宅配、昔ながらの購読方法ですね、をはじめてみた。
理由は3つ
- 子供とニュースや紙面をみながら話せる
- デジタルにはない魅力:さっと日々、多面的な情報を俯瞰できる
→昨今のAIにおすすめされない偏らない視点の取得 - 強制的に毎日読む(私には英語の勉強)
そもそも旦那はややノンデジタルなところがあって、紙派。昔ながらの紙ベースでの雑誌とかが好きなので、問題なく合意。なので、月70ドル近く払うのもそつなく合意。
知的生産をする仕事がら、目的にあわせて、ものすごい情報のインプットを日々しているので、もちろんデジタルで日米ソースの有料購読はしている。日経新聞とかNew York Timesとか、その他業界メディアなども、会社購読のを利用したり、個人で支払って投資したりといろいろ。
ただ、この広く浅く、しかもかなりローカルな情報を幅広く毎日インプットするというのはなかなかいい。数あるニュースや情報の中で、今日のトップはこれで、このフォントサイズで、みたいな「編集力」は、誰もができるものではない、と大人になってみて尊敬するスキルである。しかも毎日。なぜ今日はこれなのか、とかいろいろみていくと面白い。美術芸術、なくなった有名人の死亡記事(Obituary)とかも、学びが多い。
ちなみに
デジタルオンリーでかつアプリ購読とかだと月間5.99ドルでいける最安値もあるのだが。下記が、毎日マンションの部屋の前まで宅配(置き配)してくれる値段(※初月は割引だったり、キャンペーンによって前後するかも)
Monday-Sunday (7-day) is $17.70 a week
Sunday-Friday (6-day) is $16.90 a week
Monday-Saturday (6-day) is $12.90 a week
Sunday Only is $7.50 a week
All options include Unlimited Digital Access at no extra cost.
あと、気になったので調べてみると
世界でどれくらいの購読者がいるのか、メディア別にみたのが出てた。改めて、やっぱりニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、Wall Street ジャーナルトップ3は鉄板ね。日経で英国The Gardianが同じくらいね。
Visualizing the Most Popular Paid Subscription News Websites
Top のニューヨーク・タイムズは紙が減ってるけど、デジタルサブスクが非常に伸びてますね。
米NYタイムズ有料読者525万人、伸びは鈍化 3月末: 日本経済新聞
日本でも日経新聞は20代が伸びていて牽引しているらしい。デジタル世代だもの、そうよね。全体的にも伸びているんですね。他の新聞から流れてきている層と、これまで学生で特に読んでなかった層が社会人になったので購読はじめた、感じでしょうかね。
とだいぶそれてしまったが、毎日サンフランシスコ・クロニクルをがんばってざーっとよんでます。私が朝ごはんと子供のお弁当を作っているときに、旦那はじっくり読んでいるので、「私が一番最初に読んだほうがいい今日の記事を30秒で説明して」などと私がお題をだしたり。
一つ、文句があるとすると、紙の質が悪いので、文章はいいんだけど、特に「料理(レストラン紹介とか)」の写真が非常にまずそうにみえること・・・。これだったらいらないんじゃないか、という。同じものをデジタルでみるとすごいキレイなんだけどね。。。