SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

氷河期世代としておもう 日本企業の人材管理

日本の人事制度や、人事への考え方、タレントマネージメントに驚愕&不満の日々。これで得すると思っている人ってどれくらいいるんだろうか。クライント企業にも、自社にも提言・提案しているのだが、これがまたまたフラストレーション。これ、誰得?ですか??って毎日おもうわ。

この時代に。

 

一番いけてないパターンも多い。

それは、

  • 透明性がないと提案したら、「時間・売上」だけにやたら透明化
  • 日本の古き制度をもとにといいなんでも「時間」
  • その割には会議効率などは非常に悪い、無駄な時間も多い
  • 成果主義といいつつ個人での目標を1年間固定
  • KPIは測定できるようした、とい根拠のない数字
    (このレベルの人は1億円売るみたいな)
  • フラットな組織という言い訳で、「人のマネージメント」は軽視・無視
  • 日本にはジョブ型はあわないといいつつ、結局あの人はXXだからといってジョブを定義にしていて不公平感満載
  • 人材育成してもまったく加点なし、人材の定義や育成の投資コストはスルー

 

私個人は、超就職氷河期

新卒採用から外資系だったので、そもそも終身雇用とかそんな会社に自分の人生預けるなんてリスキーなことありえないと思っていた。最近、そういった氷河期時代にうまく社会人になれたことについて聞かれることが多い。

 

ラッキーともいえるが、一応ちゃんと計算した結果なのよね。女性だし私立文系出身だだからそもそも「轢かれたレール」は「商社の腰掛け社員」とか「一般職で結婚まで」とかくらが王道。20+年前、今よりももっと普通に男女差があった時代。先輩は、結婚かキャリアかの二択しかない、どっちが不幸かみたいなサンプルしかいなかった。参考になる方が全くいなかった。自分か同世代と一緒に考えて選択するしかない。

そこから抜けるためには、

1.世界をみる(広い市場)

2.伸びる業界(新しい領域)

しかない。

3.弁護士・会計士・看護師とか資格取得もあるかな

残念ながら3はなんか固すぎて、堅すぎて、かつドメスティックな活動制限も多いだろうということで私は除外。1.2の市場に早くから自分をおくこと、転職が当たり前の20代をきっちり過ごすこと。そういった人たちから学ぶこと。常に新しい領域から学ぶこと。何が価値でどうしたらお金が集まって、それを動かせるのかは理解すること。

 

今、逆に日本では転職も当たり前になりつつあり、キャリア中途採用もますます大変になっているときく。それはそれでいい流れ。お金も人も、動かないと価値は出ない。