SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

11月末のデスバレー旅行 Road Trip SF to Death Valley 

オミクロン株などの出現で、一歩進んで2−3歩下がった感がありますね。だんだんデータも集まってきて、なんだかんだで大丈夫そう?なんでしょうか。日本は水際対策が厳しくなり、夏頃に期待していた年末年始帰国を諦めました。

 

そんな中、2021年の感謝祭、サンクスギビング

そもそも11月最終木曜のサンクスギビングなんですが、米国では水曜あたりから週末にかけて、実家に帰省するのが恒例。(クリスマスも近いので、いずれかに帰省するパターンなども多い。)飛行機や空港も非常に混雑する。今年も結構なボリュームだったよう。

私達は、ニューメキシコ州に住むアメリカ人義実家とは、「冬には原則いかなくてよし」、というコンセンサスになっているので、プレッシャーはないものの、いずれかでは会おうということで、合同旅行プランをたてていた。砂漠のアルバカーキーは非常に寒いし、やることが限定的。皆でそろって体調も崩した過去が数回あったという経緯あり。ちなみに二年前は、オレゴン州ポートランドピノ・ノワール聖地への合同旅行などもしている。

 

さて、今年は、

  1. 寒くないところ
  2. 飛行機ではなく車
  3. いったことないところ

という3つのクライテリアで、すんなり皆合意したのが、デスバレー。Death Valley 国立公園へのロードトリップ。私達のSF市内からおよそ直行8.5から9時間、ニューメキシコからも10−11時間と、ちょうど中間地点ということもあり、おたがい1週間の旅程で、真ん中4泊5日を一緒に過ごすというもの。一般的にはエントリーはラスベガスからなので、そこの旅のついでに、というのが多いみたい。

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デスバレーの右斜下のほうに、モハベ砂漠、さらに南下するとジョシュア・ツリーとかのあるパーム・スプリングスというエリアになる。そこから西にいくとLAが位置するイメージ。ジョシュア・ツリーとパーム・スプリングスは、数年前にLAへのロードトリップで行ったことがあるので、今回はパス。純粋にデスバレーだけ回った感じ。

位置関係は以下の地図参照

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気温

旅計画のときになにげに一番重要で、でも以外とそんなに情報が少ない、気温と何を着るかについて。

デスバレーはそもそも夏は50度を超える世界で一番高温の砂漠とのことで有名。快適なのは春と秋、らしい。冬はどうなのよ。冬は、SFと同じくらい。寒くて10度、活動時間帯は15度から23度くらい。日中日が照ると暑いのでTシャツでOK。フリースジャケット1枚あれば余裕。原則、車での移動なので、いろいろ重ね着できるようにはしていったのだけど、思ったより暖かく快適。夜中に星をみにでかけて、外で30分くらい過ごしたときだけ、真冬のダウンコートを一応着たくらい。たまーに風が強い日があるようで、そうなると、SFで御用達の薄手の防風パタゴニアジャケット、みたいな。あと、観光地の山のてっぺん?(高度がかなり高いところ) Dante's View は、さすがに高地だけあって底冷えする感じで普通に寒かった。ジャケット必須。

宿泊

以下のリゾート。The Oasisグループ。
デスバレーは、屋外キャンプ、やRVによるキャンプが目的で来訪する旅行者も多いので、宿泊施設は選択肢はほぼなし。普通な生活ができるのは以下くらいかも。あとはバックパッカー?向けというか、安宿?というのはいくつかあるが、今回は70代で腰の悪い義両親メインなので、以下しかなかったという感じ。7月くらい、かなり前から予約したんだけど、そのときすでにかなり埋まっていた。コロナでキャパ制限があったからかもしれないが。

The Oasis at Death Valley | Oasis in Death Valley National Park

なんせ、砂漠?のど真ん中、そんなに素晴らしいものを期待していなかったので、十分快適だった。

 

The Innはキレイなリゾート、The Ranchは、学生寮っぽい感じ。行き来は車が必要で、仕方ないんだけど、The Ranchでの食事のオプションは少ないのが注意点。コンビニ的なストアがあるので、そこでパンとかヨーグルトとかフルーツを買って、部屋で朝食食べたりした。各棟に、電子レンジでもおいてくれれば、もっと快適だったかも。

 

ビュッフェスタイル(要は食べ放題)は、それこそ、学食的な感じ。その食事込プランで来る人などもいるようだったのと、スタッフ・働いている人もそこでがっつり食べてた。ちゃんとしたレストランはThe Innのほうで、予約が必須。ここもま、そうだよね、という感じとレベル。メニューによって質もばらつきがあり、定番のステーキなんかはかなりイケていたのでみんな満足。(安いわけではないので)サービスは意外とよかったかな。

 

サンクスギビングデー、当日はもちろん予約が必須で、ブランチから夜までずっと埋まっていた。私達はあえて遅い昼食という感じで午後1時からにして(夕食不要な感じにね)、ゆっくり午後の日差しの中でまったりお祝いをした。ターキーかハムのチョイスで、子供も半額でほぼ同じメニュー。なかなかボリュームが多いから、その晩も残りもので間に合う。

 

施設&プール

プールは両方にあり、いずれも、温泉?というか自然の湧き水からのもので、非常に心地よかった。テニスコートや、遊具もあるし、子供にもやさしい。何より広大なので、自転車のったり、のんびりいける。ゴルフコースも有名みたい。

 

Ranchもあって、乗馬も体験できる。ま、いわゆる観光客向けに慣れた馬が、決められた道筋をのんびり一時間かけて歩くだけ、なので、物足りない感じはあるが・・・。デスバレー国立公園で馬、という経験はここだけ、だと思うので、面白いかった。事前に予約したほうが無難だが、私達は当日予約ができてラッキー。朝焼け(6時半ごろから開始)や夕焼け限定の乗馬プランなんかもあって、キレイな景色みたい方はそれも嬉しいかも。

それぞれの名所はまた後日。

 

 

 

 

一緒に働く人が大事

こっちでいろいろスタートアップ投資の評価とか、資金調達とか、またはGrowthフェーズの企業とかもみているけれど、共通してあるのはやっぱり人よね。

 

人、モノ、金

 

って本当にこの順番なのよ。

人が最初。

誰と一緒に働くか。

 

大企業病というか護送船団(なつかしい!)方式の社会、日本社会ではちょっと新しい発想かもだけど、結局むかしかっら実はこれなのよねぇ、と今更感じる日々ですわ。

 

一緒に働きたいという、源泉となるタレントを適当に扱う(評価しない)、というマネジメントが一番フラストレーションである。ま、相対的な感覚だから、しかたないといえば仕方ないが。

金、が最初にくる経営者とか企業って、

それに気が付かない文化って

 

ゆーーーーくり沈みゆく船よね。

 

 

 

 

子供のコロナワクチンと、自分のブースター接種 Covid19

5−11歳のファイザーワクチンがOKになったので、早速10歳の子供のワクチンを接種。なにかと子供には反対派も思ったより多いみたいだけど、SFでは11月5日からOKになったところが多く、週末はてんやわんやだった。普通に小児科にも電話したらその時点では供給がまだ足りなくて、12月2週目になるといわれたくらい。予約も殺到していたよう。

 

地域コミュニティとUCSFとかが一緒になって無料接種できる会場みたいなのがあって、娘の学童経由で連絡があったので、11月6日夕刻にしてみた。

 

が、予約システムに不備があったとかで、到着したらすでに供給切れ。なんやねんそれ。急遽その場で翌日に別のコミュニティ(ミッション地区)で予約とってもらい実施。これもまぁ、予約から1時間以上も、外で並んで待つというわけわからないシステム。そこでは子供も大人も歓迎!予約もWalk-inも歓迎!みたいになっていて。みんないっしょに並んでみたいな。なんやねんそれ。

 

さすがにスタッフはボランティアじゃないと思うんだが、あんまりオペレーションがなってなくてイライラしたわ。「工場」とかだったら空き時間・アイドル時間が長すぎて、うまく回ってないダメダメな感じ。ちなみに接種時にいれるシステム・ネットワークもものすごい遅いの理由だ、と看護婦さんたちはいっていた。とはいえ仕方ない、もう待つしかない。

 

Boom Done。15分まって、おもちゃもらって、終了。そのままプレイデートで外で思いっきり遊んでいたので、副作用は皆無だったよう。

 

そして、次の日。

ここでしつこいように書いてるが、私はジョンソン&ジョンソンのワクチン、つまり4月に1回だけの接種だったので、ずっと気になっていたブースター。世の中の大半はファイザーだしね。ジョンソンのは日本では認められてないようだから、帰国があったとしてもカウントされないという。。。なんやねんそれ。

 

J&Jワクチン、ファイザーかモデルナ追加接種で免疫強化=研究

J&Jワクチン、ファイザーかモデルナ追加接種で免疫強化=研究 | ロイター
研究によると、異なる種類の「ミキシング・アンド・マッチング」追加接種は成人にとって安全であることが示された。ファイザー製ワクチンとモデルナ製ワクチンはmRNA(メッセンジャーRNA)技術が用いられている一方、J&J製ワクチンはウイルスベクター技術を用いている。

 

で、結局、ブースター接種、しかもミックス&マッチ(他社のワクチン接種)もOKが出たので、普通にWalgreenにWeb予約してやってきた。ファイザーにしましたわよ。

 

夜の7時に打って、15分とかとくに待たずに歩いて帰宅(3分もかからないとこなので)。そのままその日はゆっくりして寝た。現在翌日の朝8時、やや副作用に見舞われているところ。腕の痛みと、ぼんやりと倦怠感と頭痛。初ファイザーよ。初mRNA型。一部研究では、ミックスしたほうがいいとか言われてるしね。これで最強かな。笑)

 

日本でも5−11歳の承認申請依頼したみたい

 

ファイザー、5~11歳向けワクチン接種を日本で承認申請

www.nikkei.com

 

インフルエンザ接種と同時接種も一般的になってるみたい。私は先に10月初旬、子供が小児科でやるタイミングで一緒にやってしまったので、今回はタイミングは別だったけど。その場にいた看護師さんたちいわく、今後は年に1回のインフルエンザ+コロナが一緒になったワクチン接種になるんじゃないかなぁ、みたいなヨミだそう。アメリカのFluショット(インフルエンザ予防接種)には、昔のSARSに対するワクチン要素も加味されていってるとかだしね。

 

カリフォルニアでは新規ケースも11月に入ってそれまでの減少傾向が止まり、やや増加の兆しということで注意喚起されてるよう。

 

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氷河期世代としておもう 日本企業の人材管理

日本の人事制度や、人事への考え方、タレントマネージメントに驚愕&不満の日々。これで得すると思っている人ってどれくらいいるんだろうか。クライント企業にも、自社にも提言・提案しているのだが、これがまたまたフラストレーション。これ、誰得?ですか??って毎日おもうわ。

この時代に。

 

一番いけてないパターンも多い。

それは、

  • 透明性がないと提案したら、「時間・売上」だけにやたら透明化
  • 日本の古き制度をもとにといいなんでも「時間」
  • その割には会議効率などは非常に悪い、無駄な時間も多い
  • 成果主義といいつつ個人での目標を1年間固定
  • KPIは測定できるようした、とい根拠のない数字
    (このレベルの人は1億円売るみたいな)
  • フラットな組織という言い訳で、「人のマネージメント」は軽視・無視
  • 日本にはジョブ型はあわないといいつつ、結局あの人はXXだからといってジョブを定義にしていて不公平感満載
  • 人材育成してもまったく加点なし、人材の定義や育成の投資コストはスルー

 

私個人は、超就職氷河期

新卒採用から外資系だったので、そもそも終身雇用とかそんな会社に自分の人生預けるなんてリスキーなことありえないと思っていた。最近、そういった氷河期時代にうまく社会人になれたことについて聞かれることが多い。

 

ラッキーともいえるが、一応ちゃんと計算した結果なのよね。女性だし私立文系出身だだからそもそも「轢かれたレール」は「商社の腰掛け社員」とか「一般職で結婚まで」とかくらが王道。20+年前、今よりももっと普通に男女差があった時代。先輩は、結婚かキャリアかの二択しかない、どっちが不幸かみたいなサンプルしかいなかった。参考になる方が全くいなかった。自分か同世代と一緒に考えて選択するしかない。

そこから抜けるためには、

1.世界をみる(広い市場)

2.伸びる業界(新しい領域)

しかない。

3.弁護士・会計士・看護師とか資格取得もあるかな

残念ながら3はなんか固すぎて、堅すぎて、かつドメスティックな活動制限も多いだろうということで私は除外。1.2の市場に早くから自分をおくこと、転職が当たり前の20代をきっちり過ごすこと。そういった人たちから学ぶこと。常に新しい領域から学ぶこと。何が価値でどうしたらお金が集まって、それを動かせるのかは理解すること。

 

今、逆に日本では転職も当たり前になりつつあり、キャリア中途採用もますます大変になっているときく。それはそれでいい流れ。お金も人も、動かないと価値は出ない。

 

 

 

 

 

 

世界はアメリカをどうみているか

American tech, entertainment and military seen in high regard; few see the U.S. health care system as above average compared with other developed nations

 

What People Around the World Like – and Dislike – About American Society and Politics

U.S. seen positively in advanced economies for its technology, entertainment, military and universities, but negatively for its health care system, discrimination and the state of its democracy

What People Around the World Like – and Dislike – About American Society and Politics | Pew Research Center

 

人種・経済、宗教など複雑なテーマを幅広く調査しているのが米国のピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)で、仕事でもずっと必ずチェックしているんだけど、今回もおもしろいものがあった。

 

他の先進国と比べて、アメリカのXXは「ベスト、ベター」、「平均よりよくない」「最悪」というふうに答えてもらったもの。

XXには「テクノロジー」、「エンタメ」「医療制度」とかが入る。

 

結果、

テクノロジーによる業績 72%がベスト・ベターと

エンタメ 71%がベスト・ベター

軍隊・軍事 69%がベスト・ベター

大学  59%がベスト・ベター

までくらいが比較的高く

 

生活基準 66%が平均以下か最悪(※25%最悪)

医療制度  66%が最悪だと

 

そうだよね、って感じですかね。