SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

サンフランシスコのプール事情 大人編

サンフランシスコは基本寒めなところ、だからか、土地が高いからか、プールというカテゴリはとっても弱いとみた。

一応水泳をやってきて、大人になっても大田区、港区や渋谷区の区民プールなどを利用しながら続けてきた身としては、泳ぎたいと思ったときに泳げる環境は用意しておきたいのだ。

水泳用プール、目的は2つ。

①大人用(Lap Pool)

②子供の水泳教室用

 

①大人用は、ありそうでいて意外と難しい。下記のブログに大変詳細なレポートがのっているので、学ばせていただきつつ、自分でもアポとっていってみる。

プール探しの旅に出ました(その1)

プール探しの旅に出ました(その2) | もっとサンフランシスコ

プール探しの旅に出ました(最終回)mottosf.wordpress.com

かんたんにいうと、安い順に

  1. 市営プール

    Aquatics & Pools | San Francisco Recreation and Park

  2. フィットネス系・YMCA含む
  3. クラブ系

の③種類。市営プールは泳げる時間帯が限定されている(プールごとにも少しずつ運営方法が違うようだ)ので、その時間に合えばめちゃくちゃいい。月ごとに微妙にその時間がかわっていくのもやや面倒。ドライヤーとかアメニティは無いのでタオルも含め基本全部持参。4箇所いってみたが、プールそのものは、建物の外観とは全く異なり、全般的にキレイでちゃんとしていたので嬉しい驚き。ライフガードもきっちりいるし安全面では問題はなさそうだった。近所のハミルトンは一回6ドルで利用可能、その他マンスリーパスなど、種類も豊富。

 

フィットネス系は当たり前だがそれぞれ。全体的に狭い印象。ジムがメインだったりするので、付属的な扱い。クラブ系は、高級感あるけど、それなりに高級。いろいろと敷居の高いゴルフやテニスがついてくる社交クラブ的な扱いになってくるので、身分不相応、やめておきたい。知人がメンバーだと、ゲストとしてSFでは珍しい外プールなんか使えたりするので、それくらいでいいかな。

www.bayclubs.com

 

というわけで、結局、フィットネス系の中でも、一番プールがちゃんと広くて何よりもきれいだったJCCSF、Jewish Community Center SFに決めて昨年入会した。1ヶ月100−130ドルちょっと、いろんなキャンペーンがあれば入会費無料だったり、スパ3時間無料などがついてきたり、割引だったり。私は全部適用できたオフシーズンに入会したようだ。

JCCSF - Home

 

JCCSF - Fitness Center Membership

 

もちろんプールだけじゃなくて、ジムなんかもすごくきれい。この街にいると、普通に(衛生的に)きれいな建物をみると嬉しくなるので、それが決め手。いつも25Mで3−5レーンは空いてるし(働いている人の時間帯はどうやら激混みのようだけど、主婦時間ならプールを独り占めも可能)、シャワー、ドライヤー、アメニティつき、タオル使い放題、水着乾かすマシンなどとりあえず必要なものは全部ある。水着とゴーグルさえ持参すればいい、この気軽さ最高。で、どこもきれい。(←しつこい)

https://www.jccsf.org/fitness/fitness-center-membership/

ちなみに、ユダヤ教徒じゃなくても、普通に入会できる。(※問い合わせ時に真っ先に聞いた)フィットネスメンバーになると、もろもろその他のクラスとかもメンバー料金で参加可能となる仕組み。ユダヤ教の教え、や行事、言語的なクラスも多いようだ。子供クラスも別にある。(次記事参照)

 

午前中や、午後早い時間にいってる感想だが、白人の60代以上、が多い印象。インナーリッチモンドに向かうバスが複数ライン、建物の目の前から出ているので、そこに住む中華圏の人々もメンバーとしては多いと事務の人が言っていた。ジムは朝5時半から開いているのもあって、出勤前の人たちで混んでるらしい。

 

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サンフランシスコのバイリンガル教育事情:日本語はJBBP、小学校は2校のみ

サンフランシスコの公立学校制度の中には、英語以外の言語や文化を取り入れたカリキュラムも多くある。サンフランシスコではスペイン語と中国語は半分公用語ようのな扱いもされてて、申込書やその他文書も英語び加えてその2言語も使用されている。

サンフランシスコ統一学区における、言語教育のアプローチは以下の6通り。一般的にイマージョンといわれる二言語”で” (”を”ではなく)、きっちり教育するタイプは、中国語(カントニーズ、マンダリンそれぞれ)と韓国語、そしてスペイン語。日本語

ソースはこのサイト。

www.sfusd.edu

1. DUAL LANGUAGE PATHWAY

2. BILITERACY PATHWAY
3. SECONDARY DUAL LANGUAGE PATHWAY
4. WORLD LANGUAGE PATHWAY
5. ENGLISH PLUS PATHWAY
6. NEWCOMER PATHWAY

 

1.と2.は、目指すところ「バイリンガルなんだけど、基本は英語による中等・高等教育のため基礎を固める教育」で、それまでの道のりとして英語以外の言語(による指示やクラス)の割合がどれくらい多いかのような感じ。上記3.はそれらが中学校レベルでは統合されたプログラムになるといっている。

 

ちなみに、じゃ、日本語は?というと、上記の4.にある「世界の言語」というカテゴリ。2017年現在、イタリア語、およびフィリピン語との3言語が対象となっている。

 

サンフランシスコ公立校では、ローザパークス校と、クラレンドン校の2校のみで、日本語が学べることになっている。JBBPという名称で親しまれているプログラムで、上記イマージョンとは異なるアプローチ。基本は英語で一般科目(算数とか)を教えつつ、日本語や日本文化の授業が別にある。※イマージョンは算数もスペイン語なりで教える、らしい。

 

ベイエリアの日本語の生活情報誌 J Weekly によると、

*注1)JBBPとは:
Japanese Bilingual Bicultural Programの略。現地日系人コミュニティーがSF教育委員会に提案し、1973年に発足した日本語教育プログラム。Rosa Parks JBBPでは、英語で学ぶ一般教育科目の他、毎日約1時間程度の日本語を教えている。Clarendor JBBPでは、日本語のコーディネーターが全ての授業に日本語、日本文化が教えられる環境を作っている。両校では語学だけでなく、年間を通して正月、ひな祭り、運動会など日本の文化を体験する行事も取り入れている。

また、同サイトの下記の記事(SF教育委員会でボードメンバーを務めるエミリー・ムラセ氏)がこのプログラム概要や歴史、予算取りとの関連を理解する上でとても役にたつ。

jweeklyusa.com

人数がものをいう民主主義を前提とするこの国、いずれはスペイン語と中国語が正式公用語になったりするのかしら?なんて思いつつ・・・。

 

話を日本語教育に戻すと・・・

 

うちはラッキーにも、最後のラウンドでこのJBBPに潜り込めた。めちゃくちゃラッキー、なことみたいだ。最後には入るべく学校に落ち着くわよ、とUSDSFの人がいっていたけど、実際にはやっぱり入りたかったけど入れなかった人達も(この学校やプログラムに限らず)多々聞いてるので、ラッキー、という感じのほうが強いのかも。

 

というわけで、そのラッキーさに感謝の気持ちをこめて、時間もあるし、自称日本観光大使(?)と思ってるし、笑)週に数回この日本語教育や授業のボランティア活動をすることにした。娘の教育自体でもろもろ悩むことだらけなので、悩んだら、まず飛び込む。不得手な分野でも(日本にいることも、ビジネスライクな世界観とは真逆?な保育園とか教育期間とかやや苦手だったなぁ)その世界を学んで見る、という主義を貫こうと思い・・・。

 

ちなみにJBBPとはいっても、基本は英語で教えるので、ローザパークスでもクラレンドンでも、日本に全く縁のない生徒や家族も多い。あくまで今のクラスの状態だけど、勝手なみたてで、

  • 親日本語ネイティブの子15%
  • 片親が日本語ネイティブ15%
  • 日系アメリカ人または親がハーフ(No日本語)30%
  • 両親ともNo日本語またはNo日本文化40%
    →保護者の声)白人家庭で中国語やスペイン語を習わせても独自性ない、いっぱいいるから競争力もてない、子供の第二言語は別のにしたかった、日本文化は礼儀正しく躾に厳しそうで良い

上記エミリーさんの記事にもあるように、

語学は"Diversity"を形成する
「SFでは白人中流家庭は私立に通う傾向があると思うのですが、Rosa Parks JBBPが定着し日本人の生徒数が増えるに伴い、語学を通したDiversityを求める白人の生徒が増えてきたのには驚きました。 そして、他にはアラブ系、韓国系、アフリカ系など様々な人種が集まっていますので、Rosa Parks Elementary School は、SFでTop3 Most Diversity Schoolに選ばれています。このように公立学校で無料で語学を学べるということは、魅力の1つになっています。」

全くその通りでした。

 

ちなみに、昨夜、学校主催の保護者説明会があっていろいろ話を聞いてきたが、うちのクラスの親でも、日英ほぼ完璧バイリンガルという人は少ないようだった。日本語のクラスで読み書き教える支援となると、やっぱり日本語ネイティブじゃないと厳しいみたい。

 

架け橋になるように、がんばろう!!

 

 

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サンフランシスコでアリ退治

家の中にアリ、というのはどうやらカリフォルニアでは(全米でも?)そんなに珍しくないらしい。

東京都内だと、家でのムシ対策といえば、ゴキブリ。レストラン激戦区の恵比寿のど真ん中に住んでいたときは、コバエとゴキブリ、これとの戦いだったなぁ。結局、レストランでも愛用しているときいたゴキちゃんグッバイ、で戦いに勝ち続けた。

www.amazon.co.jp

こっちも、ゴキブリがいないわけじゃないらしいけど、サンフランシスコ市内ではあんまりきいたことがない。前回も書いたけど、風も強いからか、蚊やコバエなんかも、そんなにいない(というか悩まされない)。

一方で!!

LAなんかもそうみたいだけど、アリ、はもっとメジャーのようだ。庭のある持ち家なんか、あると屋外含めて、それらの害虫対策はしっかり定期的にやらないといけないみたい。

 

うちは引越してきて2ヶ月たった、この猛暑日に、突然アリがやってきた。古いアパートだから基本穴だらけ、のが普通のこっちのおうち事情。ゴミや体臭のついた紙(鼻紙とか)を偵察隊のアリが来てみつけて、その後に大量に押し寄せる、らしい。うちも数日でそれがやってきて、びびるびびる。アマゾンで対策グッズを徹底調査。

 

で、オススメ解決策はこれ。12時間くらいしたら・・・

誰もいなくなった。

www.amazon.com

他にも、

アリ退治(その場で殺虫系)には下記を利用したり、

www.amazon.com

家中に超音波をつけてみたり。

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気がついたら、蚊よけ、虫除けスプレーも全部なくなってしまっていたので、まとめてアメリカ製品を徹底調査。(これは次回)

 

ああ

金鳥蚊取り線香

 

が一番だよね。次回日本から来る人にもってきてもらうか。

 

 

暑い日に弱いサンフランシスコ、エアコン無しの40度超え

9月初週は全米は連休となる。Labor Dayという国民の休日で、最初の月曜日がおやすみ。ちょっと前まで長い夏休みだったのに、またか、みたいな感じもあるけれど。これをもって、正式に「夏は終わり」。

Labor Day in the United States is a public holiday celebrated on the first Monday in September. It honors the American labor movement and the contributions that workers have made to the strength, prosperity, laws and well-being of the country.

しかし、この3連休が暑かった!サンフランシスコ市内で最高の華氏106度を記録。単純換算だと摂氏41度。うちの温度計は38度を指していたので、だいたい体感温度40度前後くらいの数日。日本でも猛暑となればそんなのたくさんあるかもしれないが・・・この街には、なんとエアコンがない!家にエアコンあるところなんてほぼ皆無(らしい)。だから、だから、だから、ものすごく暑い!風の街サンフランシスコなのに、無風。風が完全に無い!これってものすごく珍しい。というか風が無いとこんなに普通に暑いのね、というのを思い知らされた感じ。

熱帯夜、夜がさらに暑い。家に扇風機があればいいほうで、我が家も含め、ない人も多いので、たちまちこの連休では店舗では売り切れてしまったようだ。

 

南下したシリコンバレーサンノゼとかはもともと夏も暑いので、エアコンががっつり聞いてたり、プールがついてたりするおうちも珍しくないっぽいが、サンフランシスコの街は違う。基本、8月は嫌になるほど寒いのだ。それがどうした。普通の夏ではないか!

 

暑い暑い暑い。

 

というわけで、子連れ家族は迷わず、ショッピングモール、映画館、美術館、子供の科学館、みたいなエアコンのきいてるところに出かけていったようだった・・・。笑)

 

暑い無風の天候の副産物として、得体のしれない虫(普通に蚊も含む)がおそらく大量発生!我が家も毎朝5匹はたたき潰したかな、同じマンションの3歳時は20箇所くらい刺されててかわいそうだった。

 

さらに!関連性は不明だが、家の中に蟻までやってきて、ムシ退治に追われた連休だったよ・・・。

アリ退治は次回。

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走った分だけ自動車保険 メトロマイル MetroMile

Uberに、Lyft, Zipcar にInstacart、ネットフリックスにCare.comにClasspass、スタートアップ系のテクサービスは迷わず使う、新し物好きな私。1ユーザーとして、スタートアップを支援している、ともいえるかな。笑)特にこのサンフランシスコにいるならば、せっかくなので、きっちり業界破壊の取り組みのその恩恵に預かるべく。

というわけで、自動車保険も、迷わず新しいMetroMileに決定。SHIFTの車に詳しい人が前日に勧めてくれたのもあって、即決。

 

www.metromile.com

特に、

  1. 週末ドライバー(長距離通勤などで使わない)
  2. 日本に長かったので直近過去のドライブヒストリーが無い

という私達にとっては、従来型の保険は高額になりがち、またオンライン保険のProgressiveや、GEICOとかも比較的安めだが、やっぱり月額制なので、乗っても乗らなくても固定費となる。

このMetromileは、車に器具をつけて、その従量に応じた課金の仕組み。下記の記事がよくわかりやすいかな。ウーバーも利用している保険の最先端のビジネスモデルみたい。

forbesjapan.com

うちは、これまでアメリカで車を保持していない(旦那も10年ぶりくらい)、つまり保険もない状態のため、新規契約となる。SHIFTの試運転のあとにオンラインで申込み、(本来なら車の情報や写真をアップロードして、全部オンライン完結だけど)その当日から開始したい場合は結局カスタマーサービスへ電話する対応となった。
※オンラインで当日開始設定ができないのは、事故ったあとにその場でその日も含める、みたいなケースを防ぐためらしい。確かに。

 

ちなみに、器具が届くまで1週間くらいかかり、その間はフリーお試し期間扱い。乗りたい放題ですよー、と言われた。ちょうどLabor Dayの3連休だし、いろいろ出かけてみるか。笑)