SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

日本の電動ママチャリ

8月末からはじまった幼稚園への『送り迎え』は基本、日本からもっていった愛車(電動アシスト自転車)赤のアンジェリーナ・ママちゃりである。リチウム電池・充電機も一応アメリカ対応するらしく、そのまま使っている。 今のところ順調に機能している。

そして、このママちゃり、街中で娘を後ろののせて滑走していると、かなり注目度が高く、必ず誰かに声かけられる。

ブリジストンのアンジェリーナ。

www.bscycle.co.jp

ここサンフランシスコにも、『電動』だったり、『チャイルドシート』『トレーラーに子供いれて』だったりとコンセプト的に同じものに乗ってるヒトもわりとみかけるのだが、基本は自分で普通の自転車にオプションとしてくっつけるのが主流。ともすると、東南アジアとかの物売りの籠みたいなのがついてたり。なので必然的にでかくなったり、重くなったり、バランスが悪かったり。とても女性が一人でこまわりきいて操作しやすいもんではない。学校周辺では下記みたいなのもよくみる。

 

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指摘されるすばらしいポイントは、

  1. スタンドアローンでとまってられる(日本のままちゃり全部そうよね?)
  2. 鍵が内蔵してある
  3. 電動アシスト
  4. ベルトとか足よけとか安全面できめこまかい

こっちの自転車は、確かに『スタンド』ないし、鍵もついてないから、停車時にきっちり街路にある自転車スタンドに『別の』鍵チェーンなどでがっしり止めておく必要がある。サンフランシスコは自転車が盗まれやすいのでこれをおこたると、10分と放置しておけない。そのスキに盗まれたヒトの話をよくきく。マイ・ママチャリは、もともとくっついてる鍵は当たり前、それに加えて、鍵チェーンもしてるので、その意味で安全性は高いのかも。

 

サンフランシスコって知名度の割には実はめちゃくちゃ小さい、狭い田舎町。市の右から左までで10kmくらい、面積は120平方キロメートル。都内だと上野から渋谷までの直線距離が9km、面積だと山手線の内側とほぼ同じらしい。

ただ坂が多いし(うちの近くは30度傾斜とか普通にある)、公共交通(電車とかバスとか)もいまいち利便性にムラがある。なので歩くのだけでは大変だ。ということでやっぱりみんな車って結論になって、めちゃくちゃ混む・・・。私にしてみれば、どう考えても日本の電動ママチャリこそここで活躍すべきでしょ、と思う。なのに売ってない。絶対流行ると思うのに。

よし、ブリジストンさんに連絡しよう。

ちなみに、傾斜30度くらいの坂道を娘のせてのぼり走ってると、隣の工事現場とかのおじちゃんたちが、目を見開いて二度見する。おそらく電動かどうかは知らないだろうから、よほど力持ちのママに見えるのか、『ほー』『よっがんばれ~』的な微笑ましい掛け声をかけてくれるのだった。