SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

旧正月、Lunar New Year。。。サンフランシスコ春節事情

Lyftのドライバーによく言われるのは、サンフランシスコはチャイニーズの街でもある、ということだ。そこまで意識してみなかったが、今回旧正月時期を過ごしてみて、この『チャイニーズニューイヤー』が大きなイベントであることを実感した。

  1. スポーツTV観戦時の広告などでもHappy Chinese New Yearと敬意を払って特別ごと
    (※カリー選手も中国風衣装とかきちゃってCMに出てたり!)
  2. スポーツチームのユニフォームも(期間中)漢字表記もあり
  3. 高級ブランド(ティファニー、ルブタンなど)などもこれぞと旧正月系のデザインものや広告を打ち出してくる(※インスタグラムで流れてる)

ま、中国の文化的にはこれがクリスマス商戦みたいなもんだといってしまえば確かにそれをターゲットにしているエンタメやリテール業界がくいつくのは当たり前なんだが、ちょっと違和感が・・・というより、『あ、ここは半分中国なのね』という納得感があった。干支(酉)のモチーフのティファニーデザインとか東京では聞いたことないよね?

ちなみに、チャイナタウンではいろいろイベント目白押しのようだし、有名なパレード(サウスウェスト航空がスポンサー)も11日に予定されている。アジア芸術美術館で子供向けにやっていたイベントには顔だしてきたが、こちらもチャイニーズアメリカンスクールとか中華系学校の出し物発表会、といった感じだったかな。

スポーツ事情:NBA Golden State Warriors のStephen Curryにはまる

スポーツつながりで告白するが、実はこっちにきてすぐにサンフランシスコ(というかその近郊の代表)のチーム Golden State Warriors ゴールデン ステート ウォーリアーズが優勝するかしないか、みたいな状況の中だったのですぐにハマったのだ。これまで基本スポーツ観戦とは縁のない人生だった。(※オリンピックは除く)野球はなんかおじさんくさいし、サッカーはいまいちコート広すぎてみてるほうが疲れるし、クリケット(オーストラリアにて)は長いし、アメフトはなんか痛そうだし、ラグビーは泥臭いし。こっちにきて毎日のようにゴールデンタイムでやっているバスケットをなんとなく見始めてから、なんだかんだでファンになっていた。笑)

www.nba.com

理由は明確で

  1. スターのカリー(Stephen Curry)がカッコいい
  2. チームとして強い(今一番)
  3. ルールがわかりやすいしコートが狭い
    →スターの顔と役目と素敵プレーがわかりやすい
  4. ほぼ毎日やってる

なんだかんだで90%くらいは1.の要素占める。彼のプレーがすごいのはもちろんなんだけど、魅力は彼のキュートな『瞳』。肌も素敵な褐色で、そもそもハーフ??人種はなんなんだろうという素朴な疑問が頭からはなれず・・・アフリカンアメリカン(黒人)のパパもNBAプレイヤーだったらしい。ママカリー(TVでもそう呼んでいた)が先日試合後のインタビューに答えていたが、彼女のルーツがアフリカンアメリカンに加えて少しミックスみたいだった。白人とのハーフ説もあるようだったが違うようだ。なんだろう、結局そんなのはどうでもいいんだけど、本当に綺麗なミックス(inter-racial)のなせる業だな~とみとれてしまう瞳なのだ。

※これこそどうでもいいけど、「CSI:科学捜査班」でウォリック・ブラウン役をのゲイリー・ドゥーダンの瞳にめちゃくちゃ憧れた経歴がある私。そこがツボなんだと妙にな納得。

ちなみに、娘の学校でもほぼみんな男女ともバスケットボールを放課後やっているので、娘も興味津々な上に、(元々NBAファンで詳しい)パパと一緒にみられることが何よりも嬉しいようで毎晩楽しみにしている。

彼女のお気に入りはZaza (グルジア出身)選手。最近では他の選手の名前と背番号も詳しくなってパパと一緒に応援に励んでいる。

 

スーパーボール #SB51

アメリカの中の一番アメリカな経験として、スーパーボールをテレビ観戦した。ちゃんとみたのは初めてだ。ラグビーボールっぽいのを前に進めることくらいしかルールをしらない(えせ)にわかファンの私が、これまたアメリカの大人気ヒーロー中のヒーロー、トムさんチームを応援することにしてみた。ビクトリアシークレットでお馴染みのモデルのジゼルの旦那様くらいの情報しかない中で・・・。苦笑)

今年はなによりもLady GAGAのハーフタイムショーを目当てに観た人も多いときく。1億人以上の人がみるスーパーボウル広告業界でも一台イベント(ビジネス)!これまでの仕事柄そのネタはたくさん語ってきたが、このTV広告らをライブでみるのも初だったので、なかなか貴重な時間だったといえよう。

forbesjapan.com

そしてやっぱり感動したのがLady GAGA のショー。いろいろ政治系のところでうわさされる中での、したたかなアーティストとしての主張が自然でかつ自分らしく。13分ちょっとの間にこれほど安心(納得)して共感してかつ万人アメリカエンタメとして楽しめてというのが素晴らしい。あえて主張しないけれど自分の作品を堂々と利用して主張する。これこそ、アーティスト!

youtu.be

ちなみに、途中で眠くなった眠くなった娘と一緒に寝てしまった私はトムさんチームの逆転劇はみれなくて、のちほどハイライトで堪能した。アメフトそのものがなんでこんな人気あるのか疑問は残るものの、シーズンものお祭りモノはなんでも一生懸命楽しむ主義なのでよしとしよう。

 

ちょうど先日飛行機内でアメフトは頭に悪いよ、という暴露映画をみたあとだったので、そりゃそうだろうな~という思いとともに。

www.kinenote.com

One Medical : サンフランシスコ医療事情 ~ワンメディカルでコンシェルジュ的サービス~

ついに風邪ひいた。というよりついに娘が風邪ひいてそれをもらってダウンした。娘も昨年の春の渡米後初の発熱。CDCによると今年のFluはかなり強烈で広域にわたり、例年より注意が必要とのこと。娘の学校でもかなりの人数が学校を休んでいると警告が出された。

渡米後すぐに、娘の小児科医、専門医、(かつちょっとした鼻に異物混入事件でERにもいった)および歯医者は意図的にセットし診察したものの、私自身のケアはあとまわしになっていた。定期的に日本に戻っていた(日本の保険がまだ適用中)こともあり、何よりも花粉アレルギー以外には特に問題がなかったのだ。アレルギーもアルバカーキーに行ったときかワインカントリー(要は田舎の草花があるところ)ときに突発的にあったくらい。

とはいえ、一応旦那の仕事での家族保険がありそれを通じて登録していたサービスはあった。なんでもサンフランシスコにきて、まず真っ先に同僚に強くすすめられたのが、『One Medical ワンメディカル』というサービス、とそのアプリダウンロードと登録だったから。

One Medical 

www.onemedical.com

そもそも、アメリカでの不満の第一は医療サービス。医療費があきれるほど高いのはふれるまでもなく、それ以外にもアレルギーもちと鼻炎もちの私としては気軽に通える耳鼻科がほしいのに、そういう専門サービスはない。特別の問題なくても鼻の中を掃除してくれたり、吸引したり、と鼻系をともかくすぐすっきりさせてくれるのが効果的だったし、楽だった。こちらはまずは総合医(内科+)としてドクターみつけてそこにアポとって、みたいな感じだからあんまり役に立たない。ウィルス性の風邪は基本薬でもなおらないから、対処療法の薬(頭痛薬とか)とビタミン摂取とか自力で治してね、程度。ドラックストアで勝手にかえる薬も日本と比べると強いようなので、なんとかなってしまうから結果いいんだろうけど・・・。

 

そんな中でも、最近全米で成長してるのが、上記のワンメディカル医療サービス。もちろん保険とかの情報は必須だが、それに加えて情報利用料という形で年会費を払えば、ドクター群のネットワークにアクセスできて、治療をどこでもいつでも(※24時間というわけではないが)うけられる。アプリからクリニック(&先生)の空き時間枠から選択して治療サービスを選択。今の私の画面からだと5種類選択肢あり。

f:id:mksfo:20170204051145p:plain

  1. 風邪等対応の簡易訪問(20分枠)
  2. 標準コンサルテーション枠(60分枠)
  3. ビデオ対応枠
  4. オンラインでQA対応
  5. 身体検査枠

風邪やちょっとした皮膚トラブルなんかは1.で十分。私もアレルギーの薬がほしくて(旅行から帰る途中の)サンノゼのオフィスに初訪問したものだ。日本だと、保険証さえあれば、こういったユニバーサルドクター対応が当たり前(どこのクリニックでも基本OK)だから特別メリットを感じないのだが、アメリカではこれはものすごく画期的らしい。しかも、コンセプトが医療コンシェルジュということなので、サービス対応もなんだかコンシェルジュ的(に良い)。

巣晴らしいと思った点

  • アプリでどこのクリニックでも(あいてれば)選択可能
  • ドクターも顔写真とどのライセンスがあるか公開で選択可能

    →(M.D.) *Medical Docotor, Physician Assistant (PA-C) , Nurse Practitioner (NP) , (D.O.) *Doctors of Osteopathic Medicine. とかのメディカルライセンスの違いも明記
  • どこのクリニック(オフィス?)も綺麗でスマート
    (※私は2種類しかみていないが、友人の情報によると)
  • 時間厳守(待ち時間ほぼなし!アメリカでは画期的)
  • 必ずドクターがお迎えで挨拶してはじまる
  • 処方箋とかも記録されるから同じものだとそれをリピートできるみたい(通院する必要なし、のよう。未確認)

※DO って何?

Doctors of Osteopathic Medicine, or DOs, are fully licensed physicians who practice in all areas of medicine. Emphasizing a whole-person approach to treatment and care, DOs are trained to listen and partner with their patients to help them get healthy and stay well.

アメリカで医者になる学校(専門大学院にあたる)には2種類あるようで、MD (Doctor of Medicine / Allopathic medicine)と DO (Doctor of Osteopathy / Osteopathic Medicine) 後者のほうでライセンスをとったほうをDOってよぶみたい。

まだ大都市周辺しかないようだけど、これがあるおかげで、だいぶ気分が楽。なにかあってもとりあえず誰かが診てくれる、(かも)と。

 

日本では花粉の時期に突入したようだけど、そういう意味ではここサンフランシスコはスギ花粉みたいなのはないし、みんなやたらと健康おたくだし、運動したりしてるからか、体調が良くなる人が多いと聞く。六本木時代に通っていた耳鼻科の先生も、渡米前に『カリフォルニアいった人は都内の冷暖房や混雑した環境から抜けて、なんだかみんな鼻炎症状もよくなってるようだから、おそらく大丈夫よ~』と軽く送りだしてくれたけど、あながち間違いではなさそうだ。。。

いろいろおかしい

いろいろおかしくなってきた。厄年(ではないけど)なんてもんでもない。個人レベルでもさえないな~、心配だな~とおもってた矢先に国レベルでおかしいことも多くなって、もうわけわからん。不安というよりも、あきらめに近いのかも。

 

申請中のグリーンカードも本当に心配だ。それよりも第三次世界対戦とかになるんだろうか。