SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

Photobooks レビュー SNSやOnlineアルバムから印刷

たまりにたまったインスタグラムの写真や、ひと夏の旅行の思い出、など、やっぱりオフラインの写真本にしておきたい。日本にいる際にもいくつか使ってみたのだが、こっちアメリカにも星の数ほどサービスがあって、何を使うか悩むところだ。それぞれ一長一短で、結構大変な工数だった。

 

結論からいこう、

Google Photobookが良い。

 

要件は

  • インスタグラムの複数アカウントを利用したい
  • 写真は100枚くらいを目安にまとめたい
  • シンプルレイアウト希望、詳細なカスタマイズは不要だが、表紙やタイトルは選択したい(ほどほどのカスタマイズ)

オンライン上での使い勝手や、レイアウトさわってみる、などして登録してみたのが、以下の7つ

  1. Blurb
  2. Articraft Uprising 
  3. Google Photobook (new) 
  4. Shutterfly 
  5. Chatbooks 

    https://chatbooks.com/

  6. Mixbooks
  7. Snapfish

coolmompicks.com

www.tomsguide.com

こういう比較サイトもたーくさんあるので、検索結果やそれらの達人のアドバイスなどからヒントを得て、でも実際に使ってみるのが一番。

 

インスタやFacebookなどのSNSからの自動取り込み機能など、基本的なところは一緒だけれど、ネックになったのが、その自動機能による写真枚数制限と、アカウント制限。基本は自分のひとつのアカウントからの取り込みになるので、複数アカウントだったり、うちの場合旦那のアカウントと一緒にあわせたいー、みたいなのができないのが多い。SNSのアカウント、自分目線だとそれでいいのだが、「ヨセミテ旅行記」とか「2016年振り返り」とか目的目線になると、複数人のカメラおよびアカウントをソースにしたいところだよね。

 

プロ仕様、な感じでとても美しく編集できたのが、Articraft Uprisingなんだけど、これもアカウント問題でNGに。自分仕様のレイアウトにカスタマイズできるのがいいけれど、 いちいち各ページにその作業が必要になるので、本当に厳選した本製作のときのみだね。ぱぱっとシンプルかつ美しく作りたいときは面倒。Shutterflyなど写真サービス老舗なんかも、既存レイアウトが無駄に凝っていて、シンプル自由度がない。Chatbooksは枚数制限、目的用途がちょっと違うかな。MixbooksもSNSアカウント取り込みから、自動レイアウトまではいいんだけど、そのレイアウトが結構こりすぎていて、それをシンプルに修正するのが面倒くさい。1か100か、自動か100%カスタマイズか、みたいな選択肢。

 

というわけで、SNS自動連携そのものをあきらめて、それらの写真がそれぞれGoogle Photo Albumに収納(自動バックアップ)されていることに着目、そのGoogle Albumからある程度自動でレイアウトしてくれる新しいサービス、Google Photobooksに決定。

良いところは

  • シンプルにレイアウト(1ページ1写真)
  • ほぼカスタマイズ不要、表紙タイトル選べる
  • SNS連携はないが、そのぶん共有アルバムにてひとつにまとめておくことで、複数人の保持している、またた選んだ写真をまとめられる。共有されていれば、元のオーナーが自分でなくても、本を作れる。
  • 写真も100枚までいける。20枚原則、むしろ100枚がマックスなので、膨大な写真の中から、40ページくらいの、みてて空きないボリュームになるように選択するようになる

 

ちなみに、

  • ソフトカバー20ページで9.99ドル(税金と送料別)
  • ハードカバーで20ページ19.99ドル(税金と送料別)

という二択、なのもシンプル。選択肢ってありすぎると悩むのでこういうところは「絞って」くれてあるほうが意外とありがたい。

 

自分用に、ソフトカバー100ページ(21ページから1ページあたり0・35ドル)でおよそ40ドル(+税金送料)と、旦那の両親への夏の思い出ギフト用にハードカバー100ページ(21ページから1ページあたり0・65ドル)でおよそ80ドルくらいを試作してみたが、なかなかよい。標準送料8ドルくらいで、確か1週間くらいかかった。

Hard cover book$19.99

97 pages $50.05

Standard shipping$7.99

Tax$5.96Total

$83.99

 

もっと、凝ったやつは、Articraft Uprisingなどで作ってみたいところだ。日本にいたときも、似たようなMy Booksというサービスでめちゃくちゃ高品質なプロ本のようなものを作ってみたりしたが、編集工数半端なく・・・。もうその気力がないかも。娘の1歳までの記録なんか、選定から編集までまるまる4日かかったし・・・。

www.mybook.co.jp

 

なかなかGoogle Photobookが良い。

 

 

 

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サンフランシスコ Amazon配達事情 

サンフランシスコに限らないと思うが、こっち、アメリカのAmazon、きてびっくりしたのが、2点

  1. 配達がテキトー
    Fedexとか場合によって異なる配達業者っぽい
  2. カスタマーサービスが意外といい

まず、先にも書いたが、こっちの配達はテキトーである。

mksfo.hatenablog.com

アマゾンで、プライムメンバーならば、ものによっては同日・明日配達なんかも選択可能なんだけど、(Guranteed Delivery)そうは問屋がおろさない。というか、結局あとは配達業者次第なんだよね。アマゾンのせいではない。Express配達で、20ドル近く払っても、こないことがざら。(もちろん毎回ではないが)

アマゾンには、配達されなければ、その配達料金は、払い戻しされるとあるので、まあ、そこもそれらのリスクを見越しての話なんだろう。

でも、ここはアメリカ。あ、そうなんだーなんて、だまっていたら、その払い戻しもおこらない。カスタマーサービスにて、自ら文句をいわないといけない。すべて、自己申告の国なのさ。カスタマーサービスに注文番号いれて、チャットや、電話やメールなんかで申告する。

 

「特別料金払ったのに届かなかった、送料払い戻せ」

「期日までに届かなかったからキャンセルせよ」

「届いたことになってるけど、届いてないから、再送せよ」

と。

1年間で、およそ10回くらいはチャットで申告している。

ま、でもそこでつべこべいわないのが、いいところ。ちゃんとログが残っていればすんなりその通りにしてくれる。場合によっては、遠回りしてきたのか、1週間後に元の商品まで届いてしまったりして、2個もらう、なんてこともあった。

 

言わないと何も進まない

言えばおもったよりもすんなり進む

言ったもんがちのアメリカ

そう、言ったもんがちなんです。

 

もともと日本生まれ、日本育ちの女性にしては、かなり図々しいほうではあったけれど(苦笑)ここにきて、なおさら図々しく逞しくなったと思う。願わないけれど、必要なスキルなのだ。

 

何が大変て、その図々しさの発揮時と、そうではないタイミング(相手)の見分け方、線引きが、地味に大変。自分のなかでも、どこまで失礼というか強くでたほうがいいか、どこまでは節操がないと見過ごすか。捨てたくない、何かもある。

性悪説か、性善説か。

アメリカライフの疲れるところは、その見極め方、使い方なのかもしれない。

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日本からの荷物 USPSの再配達のストレス

日本にしかないもの、やっぱりやめられないものもある。なので、アマゾンジャパンで注文して、実家両親宅に届け、そのまま郵送してもらうことにしている。両親に頼んで買ってきてもらう、特注品もわすれずに。

で、定期的にそうしているのだが、問題は、こっち、アメリカの郵便システム。USPSはフェデラル、つまり州をまたがった連邦政府機関なのだが、これがめっちゃいけてない。

USPS

再配達なんかも、サイトをみるとしっかりしてるんだけど、

USPS.com - Redelivery Service

やっぱり、テキトーな国、アメリカ。オペレーションが追いついていない、かつ、それでも「ま、いいじゃない」的な対応なのだ。

まず、再配達の告知の紙にある、番号(日本からのEMSだと、EGXXXX−−−JPとか)が間違いだらけ。これで3回目。前回は、配達日すら間違ってる!なので、上記サイトで登録しようと思っても、番号が間違ってます的なエラー。日本に問い合わせてから、の手続きとなったりする。

で、次に、それでサイトで再配達手続き完了しても、結局は、管轄郵便局のオペレーション次第。サイトの仕組みは連邦政府機関だけど、オペレーションは超ローカル。結局、その管轄郵便局までいって、自分で取りに行くという羽目になってる。

 

しかも!朝10時からという遅い開始の上に、10時にいったら、4つの窓口のうち、1つしか開いてなくて、(11時台は3つOPENしてたが)最低4−5人はすでに並んでいる。

 

その上、窓口担当に(番号間違えてたうえに、)再配達依頼したがこなかった旨伝えると、

「そうよねーーー、なんだってあのサイトは連邦機関のだからさー、連邦政府機関のは、原則機能しないのよねー。ははっ。なのでそう思ってたほうがいいわよー」

「再配達は、建物の二階にあって、それを取りに行くの面倒だから、みんないかないのよー、いっても、そこからさらに担当者に引き渡す処理があるから、時間かかるのよ。それを考慮したほうがいいわよ」

的ななんとも他人事なアドバイスをされてしまった!!!

お前ー。お前もその機関だろうが!!!

面倒くさいって、郵便事業は主業務だろうが!!!

 

といいたくなったのは抑えておいて、

' Thank you! Have a good one! '

 

といって、そうそうに荷物をうけとって 立ち去ったのだった。

 

いろいろ問題になっている日本のヤマト運輸とは180度正反対の姿勢なので、びっくり。ヤマトもやりすぎかもしれないが、このUSPSどうにかしてくれ。

一方で、両親によると、国際郵送する際の日本の郵便局が、これまた丁寧すぎというか、やりすぎ、というか。送付品物についての、チェックとか尋問?がめちゃくちゃ厳しいらしい。ちょっとでもわからないなんてことになると、やり直しとか書き直しさせられるらしい。送付品リストも、別紙できちんと同封されてきたり。

 

テキトーにできない日本と

テキトーすぎるアメリカと。

 

その真ん中くらいの環境ってないものかな、と常々思う。

 

 

サンフランシスコのプール事情 子供編

さて、サンフランシスコでのプール探し今回は子供編。大人編はこちら。

mksfo.hatenablog.com

子供(幼児)に水泳をゼロから教えたい、というニーズはきっと古今東西たくさんあるだろう。都内でも有名な幼児水泳教室は、2年待ち(妊娠時から予約せよ)とか言われたくらい大人気だった。

ここサンフランシスコでも同様で、昨年レッスン探すのに苦労した。

娘用の選択肢:
条件当時5歳、かつ水泳教室経験なし、土曜日希望

  1. 市営プール(大人編で書いたものと同じ)

    Aquatics & Pools | San Francisco Recreation and Park

  2. YMCA 
    Presidio, Embacadero, Chinatown, Stonestown支店のみ
  3. JCCSF
  4. Petite Baleen 

    Swim School | Swimming Lessons | La Petite Baleen | San Francisco

市営はそのシーズンごとに、時間帯やら申し込み順やらきまっているようで、何かと落ち着かなそうだった。YMCA,JCCSFともに、子供のクラスレベルに応じた希望時間帯があわなかった。(例えばJCCSFでは月曜の5時半からとかしか空きがなかった)

 

で、結局、当時周囲のキッズファミリー3人に聞いて、3人ともが通っていたPetite Baleen(小さなくじら)スクールに決定。先月まで月謝99ドルだったが、最近週末は先生確保のために値上げがされて、112ドルに。基本的には振替レッスンはなくて、ミスしたらFamilySwimタイムとかで自分たちで泳ぐ、みたいな感じ。長期休暇や医療的な理由での数週間休むとかのケースは連絡すれば、半額でその席を留保しておいてくれる。

 

ここは子供専用教室なので、月曜から日曜までびっしり15分刻みで30分単位のクラスが用意されている。基本週1のレッスンで、30分と短いけどクラス数が多く子供の回転も早い(※先生の回転も良くも悪くも早いみたい)。先生一人に生徒最大4人まで。1年間で今、5人目の先生。ここ半年は同じメンバー6才女子4人という素敵なPeerグループが続いているので、学習環境も安定性もすごく良い。

 

個人レッスンやセミプライベートレッスンなどで効率よく集中的に、と思ったこともあるけれど、

  • 周囲の子を見て学ぶ
  • やる気になる(Peer Pressure
  • 順番を待つ
  • 他のこの長所短所を観察する
  • たまには楽しく遊ぶ

というのが長い目でみていいのかな、と思い、このクラスで続けている。うちの子は水遊びはよくしていたし、水自体は怖くなかったが、顔を水にいれるのを怖がっていたのもあり、最初の2ヶ月はプライベートレッスン状態での克服が必要だった。はげしく泣いたのは最初の2回。それに慣れてところで今の子たちが入ってきて、それを真似ながらやる気になり、ペースは遅いが自ら挑戦するようにもなってきたので、結果よかったかな、と。

 

体が大きい子、がっつり太めな子(体力あり)なんかは、成長や習得が早めだったりする。うちの娘は華奢で細いし、周囲への負けず嫌い度がまだ少ないし、どちらかというと、できないと笑ってごまかすタイプ(旦那ににてる)なので、習得は遅め・・・。

 

ま、気長にやろう。

 

Petite Baleenスクールは、Presidio Parkにあるので週末に車を借りていっていた。やや市内の中心から遠いのが難だけど、Presidioはゴールデンゲートブリッジがそびえたっていたり周辺にセーリングヨットがたくさん出ていたりと、とても素敵な公園。週末ピクニックや散歩にももってこいだと思う。

サンフランシスコのプール事情 大人編

サンフランシスコは基本寒めなところ、だからか、土地が高いからか、プールというカテゴリはとっても弱いとみた。

一応水泳をやってきて、大人になっても大田区、港区や渋谷区の区民プールなどを利用しながら続けてきた身としては、泳ぎたいと思ったときに泳げる環境は用意しておきたいのだ。

水泳用プール、目的は2つ。

①大人用(Lap Pool)

②子供の水泳教室用

 

①大人用は、ありそうでいて意外と難しい。下記のブログに大変詳細なレポートがのっているので、学ばせていただきつつ、自分でもアポとっていってみる。

プール探しの旅に出ました(その1)

プール探しの旅に出ました(その2) | もっとサンフランシスコ

プール探しの旅に出ました(最終回)mottosf.wordpress.com

かんたんにいうと、安い順に

  1. 市営プール

    Aquatics & Pools | San Francisco Recreation and Park

  2. フィットネス系・YMCA含む
  3. クラブ系

の③種類。市営プールは泳げる時間帯が限定されている(プールごとにも少しずつ運営方法が違うようだ)ので、その時間に合えばめちゃくちゃいい。月ごとに微妙にその時間がかわっていくのもやや面倒。ドライヤーとかアメニティは無いのでタオルも含め基本全部持参。4箇所いってみたが、プールそのものは、建物の外観とは全く異なり、全般的にキレイでちゃんとしていたので嬉しい驚き。ライフガードもきっちりいるし安全面では問題はなさそうだった。近所のハミルトンは一回6ドルで利用可能、その他マンスリーパスなど、種類も豊富。

 

フィットネス系は当たり前だがそれぞれ。全体的に狭い印象。ジムがメインだったりするので、付属的な扱い。クラブ系は、高級感あるけど、それなりに高級。いろいろと敷居の高いゴルフやテニスがついてくる社交クラブ的な扱いになってくるので、身分不相応、やめておきたい。知人がメンバーだと、ゲストとしてSFでは珍しい外プールなんか使えたりするので、それくらいでいいかな。

www.bayclubs.com

 

というわけで、結局、フィットネス系の中でも、一番プールがちゃんと広くて何よりもきれいだったJCCSF、Jewish Community Center SFに決めて昨年入会した。1ヶ月100−130ドルちょっと、いろんなキャンペーンがあれば入会費無料だったり、スパ3時間無料などがついてきたり、割引だったり。私は全部適用できたオフシーズンに入会したようだ。

JCCSF - Home

 

JCCSF - Fitness Center Membership

 

もちろんプールだけじゃなくて、ジムなんかもすごくきれい。この街にいると、普通に(衛生的に)きれいな建物をみると嬉しくなるので、それが決め手。いつも25Mで3−5レーンは空いてるし(働いている人の時間帯はどうやら激混みのようだけど、主婦時間ならプールを独り占めも可能)、シャワー、ドライヤー、アメニティつき、タオル使い放題、水着乾かすマシンなどとりあえず必要なものは全部ある。水着とゴーグルさえ持参すればいい、この気軽さ最高。で、どこもきれい。(←しつこい)

https://www.jccsf.org/fitness/fitness-center-membership/

ちなみに、ユダヤ教徒じゃなくても、普通に入会できる。(※問い合わせ時に真っ先に聞いた)フィットネスメンバーになると、もろもろその他のクラスとかもメンバー料金で参加可能となる仕組み。ユダヤ教の教え、や行事、言語的なクラスも多いようだ。子供クラスも別にある。(次記事参照)

 

午前中や、午後早い時間にいってる感想だが、白人の60代以上、が多い印象。インナーリッチモンドに向かうバスが複数ライン、建物の目の前から出ているので、そこに住む中華圏の人々もメンバーとしては多いと事務の人が言っていた。ジムは朝5時半から開いているのもあって、出勤前の人たちで混んでるらしい。

 

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