SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

カリフォルニア州 ニューサム知事リコール投票へ

カリフォルニア州は、コロナ開けて、独立記念日まであとわずか。わいわい好景気モードなんですが、州知事のニューサム知事さんのリコールで動きがありました。リコールの投票実施がきまるとのこと。まだ期日も未定、投票などの費用算出中だとかで、余談を許さない状況のよう。

 

でも、そもそも、結構いい感じで仕事しているわよね、と個人的には評価していたんですが、やっぱりそれはテレワークとかができるベイエリアの住民であるからなんですかね。トランプさんやそれに準ずる政党やその支持派、農業とかレストラン、ローカルビジネスのオーナーなどは、厳しすぎる(た?)コロナ対策に相当大不満だったらしい。去年の半ばくらいから、南カリフォルニア(サンディエコに引っ越した友人がいってたので、その近辺もか?)あたりではおおがかりな、反発運動、リコール運動がずーーーとあったと。それを聞いて、素朴に、なんで?と思ってしまったわ。SFではあんまり聞かないよね?!それだけ、SFが浮いてるのかもしれませんが。

 

まとめると、

1)ロックダウンで、経済閉鎖が厳しすぎた。学校閉鎖も。

2)でも自分は高級レストランで会食(※ま、これは政治家ならどこも同じ?)

3)そもそも山火事も多く、カリフォルニア災難続き

4)熱波で電力も逼迫。停電も計画と計画外のもいずれも増加で、人々もイライラ

 

でも、ロックダウン以外にやり方あったのかねぇ。確かに学校閉鎖も長かったけど、だらだらやって、日本みたいにだらだら伸びるのもどうかと思うし。学校閉鎖に関してはその後の教育委員会などの現場の責任でもあるしね。コロナ対策としては、結局メリハリあってよかったんじゃないかな。仕事なくした人だって、かなり寛容な失職手当でてるようだったし。確かに火事は大変だし、今年もすごい悪影響をすでに予測されてるし。でも、次の人がもっとうまくできるのかは微妙よね、山火事問題だって、今年はじまったわけじゃないのに、ずっと解決できずにいるのだし。どうなんだろう。私は別に市民権も参政権もないから、別にそれに対して意見することも公式には意味をなさないから単なる「感想」だけど。彼に反発する人がやはりそれだけ多いのも事実よね。

確かに、ニューサムさん、良くも悪くも白人富裕層を絵に書くとこうなるよね、というルックスだから、なおさら、反発が強いのかな。バービーとケン、の象徴みたいな感じ?(苦笑)

 

でも、これは個人の問題というよりは、米国でおこっている分断、のカリフォルニア版という形なんだろうな。リベラルでお金が潤うベイエリア(+LAみたいな都市部)と、農業や第一産業でそれらを根底から支える層と移民層?みたいな。経済再開で株価も上昇、なんだかんだでテクノロジー企業が米国経済を動かしている震源地みたいな状態でのベイエリア。それ以外の層との根本的な分断。

www.cnn.co.jp

 

現職の知事のリコール投票が実施されるのは同州の歴史でわずかに2度目。とのこと。前回はなんとシュワちゃんなんですね。

ブルーンバーグ記事によると、
カリフォルニア州で知事リコールの試みはこれまでに55回あったが、実際に選挙が行われるのは史上2回目となる。2003年のリコール選挙では130人余りが立候補した中、デービス知事(当時)が解職、ハリウッドの映画スター、アーノルド・シュワルツェネッガー氏が後任に選ばれた。

www.bloomberg.co.jp