SF ママチャリ日記

東京恵比寿・広尾から米国夫と5歳娘と39歳で初渡米。アラフォー育児に奮闘中。日本の電動ママチャリでサンフランシスコの急な坂も人生アップダウンも快走中。(その後ママチャリは3台盗まれたけど、迷走快走中)

アメリカ40代の歯科矯正 ③安いオプション

駐在員妻や渡米した日本人女性は、まず歯科矯正がしたかったから、したというケースもちらほらと聞く。日本より安いのと、周囲にオプションが多いので「近い」のと、やっぱりアメリカ文化として歯へのこだわりが多いのをみて、なら私も、となるからだろう。子供がやるから一緒にという私のパターンも少なくないみたい。

 

とはいえ、高いよね。結構マイナーな私のでも5000ドルとかだもの。

 

そんな中、スタートアップ企業で、手軽に割安で、歯科矯正するマウスピースのサービスが目立ってきていますね。サンフランシスコでも、バスや屋外広告でもかなり見ます。NYとか、都市部でのSNSや、各種広告露出も多いよう。主にミレニアル世代(2021 年で25−40歳になる世代)向けで、小さいときにしなかったとか、やりたかったけどできなかったひと向けに、比較的短期で安くできるという感じ。

私が知る限りでもこの3つ。一応全部チェックしてみた。

大きく違うのは、医師の介在度合いで、矯正度合いのよう。インビザラインが一番矯正力があるよう。インビザラインが標準12−18ヶ月なのに対して、標準6ヶ月で治療!という手軽さが謳い文句。よって、コストも割安になり、2ヶ月ごとの診察も不要、という。手軽にちゃちゃっと自己管理でやりたいひとには最高だろう。治療費も、40−60%オフ、となっているので、単純に期間が半分だから、というふうにも捉えられる。

 

ただ、噛み合わせの根本的な問題や、たとえば抜歯が必要なケースや、歯科全体の治療とのアライメントなどは考慮しない簡易版という感じ。歯科医師は最初のみで、途中では介在しないモデルのよう。ちなみに、マウスピースをもっと急激に変化させてスピードあがるんでは??と私も思っていたんだけど、いっきに押しすぎると、グラグラしたりとかえって問題を作ってしまったりのリスクもあるんだとか。

 

私も、複雑なケースではないので、もしかしたらこれらの安い早いオプションでも良かったのかもなんだが・・・。でも、私の場合は、原則娘につきあって同じクリニックに通う、同じような経験を一緒につきあつうという目的が一次的にあるので選択肢としては真面目にはみなかった。あと、やっぱり、「なにかあったらいつでも電話して、いつでもクリニックに来ていいわよ」、というちゃんとした医療機関サービス、万全な体制がついているのは心強い。

まとめると、

利点

  1. 6ヶ月くらいと期間短い、早い
  2. 診察も不要
  3. その分安い

欠点

  1. 複雑な歯科矯正にはできない
  2. 歯科医師は原則介在しない(治療が介在するみたいなケースは別)

 

ただ、さすが、歯科矯正大国。こういう選択肢が多いことはいいことよね。自己責任だけど、自己選択でいろいろ選べるという。

私もこの歳だから、医療に関しては、安さよりも、安心安全を選んでしまうけどね。